6期だいすけです。
先日のミーティングでのプレゼン内容について、
概要と補足なんかを・・・
長文です。要注意です。
プレゼンでは
藤田輔「カンボジアの開発戦略の再考―貧困削減と戦後復興のプロセスの中で―」立教経済学60(3)2007
を題材にして発表しました・・・
実際、恥ずかしながら・・・
自分はカンボジアの貧困の現状等に関する知識が少なかったので、
なかなかおもしろかったし、勉強になりました。
ciniiで検索すればすぐ見つかるんで、
読まれるといいかと・・・(そんなに難しい論文ではないので)
(プレゼンでしゃべったことと重複しますが、)
GRAPHISの活動が、カンボジアにとってどう位置づくのか??
果たしてカンボジアにとってプラスなのか??マイナスなのか??
日々考えずにはいられないわけで・・・
まあ、
こういう
「もしかしてGRAPHISてカンボジアにとって邪魔なんじゃね??」
ていう問題意識がありました。
で、
この問いに答えるには、
カンボジアの貧困の現状と原因を正確に捕捉しなきゃいけないわけで、
この論文が手掛かりになるんじゃないかなと・・・
で、
結論だけ述べてしまえば、
(すごくざっくり説明すると)
現在の資本主義体制下にある限り
誰かが貧困を被らないといけないわけで
資本に乏しいカンボジアは
競争に負けて、その役を担う可能性が高い
つまり、現状では
カンボジアの貧困が解消する見込みは低い
勿論カンボジアに資本を投入すれば、
そうならないかもしれない
けど、結局誰かが貧困の役を担わなきゃいけなくて
それじゃ意味ねーなーって
じゃあどうする??
いっそこの現在の資本主義体制を変えたらどうか??
そしたら貧困の解消とはいかなくとも・・・
少しは改善される気が・・・
現在の資本主義とも社会主義とも違う
自由と平等の間にあるギリギリのラインを見極めて・・・
少数の人がめちゃくちゃ幸せな社会よりも
できるだけ多くの人が不幸にならない社会・・・
そんな社会を構築できたら・・・
そっちの方が俺はいいのかなって思ってて・・
まだ人類はその答えにたどり着いていないわけで・・・
多くの人が当然視している資本主義を議論の俎上にのせたくて・・・
まあまあ、俺の悪い頭では現状この程度しか考えが及びません。笑
つまり!!
「カンボジアの貧困を解決するには
カンボジアが現在の資本主義体制下にいる限り難しく
社会体制レベルからの検討が必要」
って思ってます。
で、つまり俺の考えでは
GRAPHISは
カンボジアの貧困解決の邪魔してる
わけです。
というのも、
GRAPHISの活動は、現状の体制の延命装置になってる気がします。
GRAPHIS(その他NGO等の支援活動)があるから何とかこの体制を維持している
いっそそういう活動がなくなってしまえば、
人々が体制を疑問視し、体制の変化が見込まれる・・・
じゃあ、GRAPHISの活動を今すぐやめればいいか?
というと、そうでもなくて
現実には目の前に、救える命があって
それを「今 あなたを助けると、大きなスパンで見たとき、カンボジアの為にならない」
と言うことはできないから・・・
まあ、GRAPHISは必要悪みたいなポジションにいるのかなと・・・
一方で活動を拡大させなきゃいけなくて
一方で活動を縮小させなきゃいけない
そんなジレンマの中にいるというか
アポリアを抱えてるというか・・・
混沌としてますね 笑
言葉が下手で、ホント長くなりました。
そのくせ言葉が足りなくて、
ごめんなさい。
6期だいすけ