来週には高田馬場から実家に戻る(仕事はそのまま)ため今日は少しでも引っ越しを楽にしようとクルマで荷物を取りに行くことを予定していたので、お父さんのお見舞いを兼ねて母とロッタ(パピオンの愛犬3歳♀)と3人で出かけました。いやぁ~しかし昨日は海に行ったにも関わらずボーリングしてブログを4時まで書いていたのでさすがに眠い。けど終末は少しでも平日のストレスを発散しようと毎週こんな感じで家にずっといることはほとんどないんです。しかし金がなくてどこにも行けない時はたいがいゲームに勤しむ。今は「ウィニングイレブン9」でマイチームを世界最強にしている。暇な時と金がない時はゲームは実に効率のいい遊びである。画面上でお金をいくら使おうが、デカイ買い物をしてもちっとも痛くもかゆくもない。もっともそんなことで現実の欲求を解消出来るものではないが、ヒマな時間を浪費しながらちょっとした現実逃避はできるものだ。今まで数多くのゲームをした中でデザインを含め完成度の高いのが「塊魂」である。小さな主人公が玉を転がして進むのだが、その玉は何でも巻き込む(くっつける)のだ。最初は画鋲や電池など小さなものしか巻き込めないが、巻き込んで大きくしていくとしまいには島や雲まで巻き込んでしまうという奇想天外なアイデアで作られている。まずこれにブラボーっすね。そして登場する(巻き込める)キャラクターがどれも個性派揃いで憎めない。男ながらに「カワイイ!!」と思ってしまう。またゲームの世界観や繊細な色使い、個々の単純な造形(LEGOブロックのような)がカワイイをいっそう実感させる。なんせ数々のゲーム賞をはじめグッドデザイン賞を2年連続で受賞しているのもかなり納得。デザイン的なゲームは数あれど、このゲームはサントラまでも実に素晴らしい。通算2作目になる「みんな大好き塊魂」ではカヒミ・カリィやキリンジ、元ピチカートの野宮真貴、YOU。そしてディナーショーの帝王松崎しげるや新沼謙治までもが参加。かなり異様ながらも作品のティストを盛り上げてゲームというより作品の域に達しています。まぁあえて不満を言えばゲーム自体が簡単すぎるくらいでそれを差し引いてもかなり買いです。ベスト版が¥2800で出てるので是非一度いろいろなものを巻き込んでみてはどうですか?


tamasi
金曜日、仕事が終わり意気揚々と歯医者に出かけました。歯医者なんて好んで行きたいなんて思うはずがないが、今日は銀歯を入れる日とあって嬉しい。それは長い時間、隙間だった部分に歯が埋まるのだから。治療がはじまるとすぐに先生はため息ばかり。あげくの果てに「こりゃ無理だな」「えっ!?」なんと銀歯が入らない様子。事情を説明され「もう一度型をとりますので」と言われ、大人のオモチャ色した粘土の親戚を口の中に突っ込まれた途端に俺は「?」。以前、型をとった時は「思い切り噛んで下さい」で今回は「そのままで我慢して下さい」との指示。原因は型のとり方だと判明。やはり医者でもミスはあるものです。歯が入れば噛み合わせで力が入るから、サーフィン行く前にどうしても入れておきたかったのに(;へ;)。実家に戻り早速準備。23:30yoshiki君のSTEP WGN到着、道具を載せてシートにつくなり二人とも「どこに行こうか?」夏の間は茨城の大洗へ通っていたが、最近の寒さで水温のことを考えるなら伊豆もしくは千葉に行こうと(大洗の波は高いがこの時期の水温はかなり冷たい)そこで携帯で波情報を探すと千葉の鴨川がベストコンディション。いざ鴨川へ!!yoshiki君とのドライブ中の会話は最近、仕事の話がほとんど。問題提起や今後の予測などかなりアツい話でコーヒーとタバコが瞬く間に消えていく。(中略)約3時間30分の道のりで鴨川到着。寝る場所を探してシーワールドの前を行ったり来たり。その後公園でわずかな仮眠をとる。7時起床で浜辺に様子を見に行くとすでに3人ほどが波待ち状態に。しばらく車の中から観察(この時期ウェットはフルスーツ(長袖長ズボン)が当たり前。だが二人ともシーガル(半袖長ズボン)なのである意味入ったら帰るまで寒くて出られないため気温とテンションが少しでも上がるのを待つ)外気温11℃、水温24℃(携帯情報)オフショア、波数は少ないが高さはある。コンディションは良い。9時30分準備運動を終え海に入ると水温は情報通り温かい。ただし濡れた体に外気が当たると当然ながら相当寒い。ヘッポコサーファーの私は来年に向けて感覚を少しでも失いたくないので頑張るも、一ヶ月振りで3キロ増えた体重と寒さで動かない体でヘッポコぶりはいつにもまして波に飲まれるばかり。それでも水はキレイで寒さをのぞけばかなり気持ちがいい。結局2時間入って年内最後のサーフィンは終了。来年に向けて12月からダイエット&体力作り開始予定。来年の5月に鴨川からシーズン開始までしばしお休み。しかし今年はよく海に行ったと思う。彼女と別れて暇な終末に海に一緒に行ってくれたyoshiki君とそれを理解してくれた彼の家族に感謝します。
KAMOGAWA
お知らせです。コメントとトラックバックを寄せてもらうことが多くなったのですが、以前の壁紙では「文字が見づらい」との問題点発生!より多くの人に見てもらいたいので、変更しました。(ゆくゆくはもちろんオリジナルにします)
明日サーフィンするため金を作らなくてはならない。なんせ給料日一週間前。バイトから帰ってくるなりCDとDVDを選別開始!!。「チキチキマシン猛レース」DVD10枚程など総アイテム数25点なり。そこで売るかどうするか相当悩んだのがChemical brothersのAlubm「Push the Buttom」人気なアルバムなんで高値で売れるのは分かっていたがかなり悩んだ。お気に入りだからだ。今の仕事を初めてCDのジャケ買いなんてもってのほか、試聴して気に入ってもよほどのことがないとまず買わない。というか買えない。なのにこのAlubmは即買い。何が良いって「HEY BOY HEY GIRL」や「Block Rockin' Beats」の代表曲とはかなり違う入りをしている。基本は打ち込み系のダンスミュージックには変わりないのだが明らかに何かが違う。最初に聞いて度肝を抜かされたのが2曲目の「The Boxer」。ティストが違いすぎるのに落胆するどころか「カッコイイ!!」いやそれどころか今後のワールドミュージックの行く末を暗示するかのような曲調をAlubm全体で奏でている。特にお気に入りなのが3曲目「Believe」の残り50秒から「Hold Tight London」への入りなんてお涙ものです。しかしこうもボーカルを全面にもってくる楽曲をChemicalが作るとは思いもしなかった。かなり疑問に思いつつ日本版(初回限定DVD付きなので)に必ずついてくるライナーノーツを読んでいくと、「underworldやChemical brothersなどクラブシーンを常にリードしてきた彼らがbest albumをリリースしたのには大きな意味があり、シーンにおける区切りではないのか?」みたいなことが書かれていた。実に納得のいく明確な解である。イギリスにおける90年代初頭のムーヴメント以降のクラブシーンにおいて彼らがその地位を強固たるものにした一つの結果がまさに今あるのではないかと思う。俺がなぜワールドミュージックの行く末とまで書いた理由がここにある。先日「The Prodigy」がやはりbest albumをリリースしたのもこうしたシーンの終焉ではないかと思う。そして彼らの今後の動向が気になる。ノリノリのダンスミュージックが減少するのかと思うと少し残念な気もするが、クラブにあしげなく通うでもない俺には山手線で「うるさい」と怒られながら聞くぐらいの静か~な曲がちょうどいいのかもしれない。ちなみに上のリンクからはアルバムが視聴でき、下のサイトではPVが見れますので是非お試しを。
結局アルバムは売るのをやめてその良さを再認識。いざBOOK OFFへ!!約9000円GET!!余裕でサーフィン行けますねぇ。しかも850円分のチケットもらって朱川湊人著「さよならの空」を即買い。今、熟読しております。そんなこんなで無事一週間終え、明日は久々のサーフィンのためお休みです。皆さん良い終末を。(^O^)/~~~
Chemical brothersサイト
push
朝いつものように仕事場の駅に着いて改札を出ると駅ビルがなんだか騒がしい。何やら店員総出のご様子。よーく見るとクリスマスの飾り付け。「早くはないか?あまりにも」まだ一ヶ月以上もあるのに何を考えてるのやら。この時期になると街中には手をつないで楽しそうなカップルで溢れかえる。今年は土日がクリスマスとあっていつも以上に寂みしかねぇ~。いやいやそんなことで嘆いていても仕方がない。けどロマンチックに浸れるというのは羨ましいし、楽しいものだ。
そういえば一ヶ月くらい前に「チャ-リーとチョコレート工場」を見に行きました。きっかけは「スターウォーズ エピソード3」の劇中予告で見たときに「すんげぇ~面白そう」と久々に思わせてくれた。ビックネームの監督と俳優がコンビを組むとたいがいロクな映画はできないものだと俺は個人的に思い込んでいるが、「チャ-リーとチョコレート工場」に関して言えば申し分ない。ジョニー・ディップ見たさに行ってるアホ女には作品の良さは分からないだろうな。もちろん前評判の高さはあるもののディズニー映画のリメイクは少し気に入らないが、この作品でティム・バートンを初体験することになった。昨日も書いたが答え「X」を彼がどう描くのかをかなり期待していた。ところがそれ以上に彼の監督としての技術の高さ、作家性に感激した。まず色彩表現がずば抜けていること。特にチャーリーの工場に子供が招き入れられときの群衆を描いたシーン。一見何気ないシーンだが画面の中で色彩がちゃんと計算されている。もちろんこのことは映画全体にいえるものだが。このシーンで一応デザイナー気取りの私は納得。作家性はどうかといえばさすがは一流の監督。世界観(正確には工場観かな)がきちんと整理され表現しようとしていることに一貫性がある。個人的な感想としては出来の良いミュージック・クリップを5本立てで見た感覚。さぁ期待していた「X」はというと「家族の愛」や「忘れてはいけない純粋な心」をちゃんと描いている。ありふれている答えといえばその通りだが、これを恥ずかしさなくきちんと表現できるのは難しいものだ。そして何よりこの作品には映画がもつべきエンターテイメント性が十分にある。子供の頃に寝る前に聞いたお母さんの話しのように優しくて、何より面白い。映画本来の姿をちゃんとしているのだ。ジョニー・ディップ目当ての女の子でもきっと分かるはずだ。興行成績が高いのもうなずける。DVDが出たら是非見て欲しい。クリスマスが来る前に「ナイト・メア・ビフォー・クリスマス」を見なければ・・・・。リンクから映画の予告がかなりのロングバージョンで見られます。
「チャ-リーとチョコレート工場」サイト
chocolate
いやぁ~急に寒くなって来ましたね。ヤバいこの寒さ。夏は暑くて嫌だから早く寒くなればと思うし、いざ寒くなると夏が恋しくなるのは自分だけじゃないはずだけど、この時ばかりは自分がかなりワガママな人間に思えてくる。やっと会社のMacがMTからG4にやっとパワーアップ。仕事上のストレスがかなり軽減されて仕事場にいくのが楽しくなりました。ところでまだ冬には早いので芸術の秋は北斎で済ませて、今週末にYOSHIKI君と久々に海に行くのでスポーツも済み。さぁ読書はといえばこっち(都内生活一年)に来てからというもの現実逃避のために本を読みまくり。学生時代は活字なんか一切見ない俺が今ではかなりの中毒患者。きっかけは石田衣良。長瀬智也主演ドラマで株の運用についての「BIG MONEY」原作本「波のうえの魔術師」にハマり、「うつくしい子ども」に感激。あとはお決まりの「池袋ウエストゲートパーク」でとりあえず完結。今では3日あれば一冊読めるスピードへ。その後、社員の人に「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を借りて読んだ時はかなり新鮮だった。俺を含めて周囲の人間はみーんな文系ばかりなのに、この本はかなりの理系、しかもかなりの数学側に傾きまくってる。だけどそんなことを気にさせないくらいかなりぶっちゃけて書いてるので読みやすい。このことで本に対する感覚が180度変わってBOOK OFFに通う日々。そこで最近見つけたのが鈴木剛介著の「THE ANSWER」。これ相当ヤバいね。中身は自称精神病の著者が老人ホームでの問題を機に「世界が平和になるためには?」や「なぜ人を殺してはいけないのか?」といった永遠の問いに対してちゃんと答えを出しているのだ。今の世の中、社会全体が未知な解「X」を求めている。けれども映画監督にせよ政治家にせよ学者でさえもその解を出せてはいない。(無論出せているのなら戦争も飢餓もなくなっているはず)しかし意図も簡単に著者はこのことを解答しているのだ。それが正解か否かは問題ではなく、読者をかなりハイにさせてくれる。本論は難解な哲学書だがなんとなくの感覚で読んでもハイになれるはず。買ったきっかけはカバーデザインが寄藤文平だから買っただけなんだけど・・・。
THE ANSWER
いやぁ~ブログはじめると書くことを探すので日常が楽しく思えてきた矢先にオヤジが再入院。一日も早い退院を願うだけです。それよりこのブログの記事はまだリアルタイムな話題が書けません。その理由はずっと考えていたことがかなり自分の中に蓄積されているので早く現実に追いつかないと・・・・・。そんなこんなで今日は「NISSANマーチのCM」について書こうと思います。HPによると9月からの放映。見たことがある人はきっと印象に残っているはず。このCMなにがスゴいって色彩のコントロールが素晴らしい!!たかがマーチのCMにこれだけ気を使えるとはさすがです。部屋にある小物や女性の服はもちろんのこと細部に至るまでちゃんと色への気遣いが感じられる。個人的に久々に鳥肌が立つCMです。それに使われている曲がいい(*^O^*)のにCD販売なしとは残念・・・・。去年くらいの「フリッパーズ・恋とマシンガン」のアレンジも良かったけどこっちの方が断然大人ぁ~って感じだね。かなり放映当初から気になっていたので早速広告批評でチェック。やはりとは思ったがスタイリストをはじめそうそうたる外人スタッフ。思ってはいたがまたもやがっくり。日本人にもこれくらいのカラーコントロールができれる人がいればいいのにと思います。しかし不景気とあってあまり元気のないCM業界においてNISSANはデザイン(車そのものを含めてCM・広告)によってそのアイデンティティを見事に復活させ業績を変えた。これはデザインを志すものやデザイナーには大きな励みになり、これからの企業への大きな指針になるのではないかと思う。ナイキにせよソニーにせよ世界的な企業は広告費に膨大な経費を費やし、歴史に残るキャンペーンをアートディレクターと一緒に行ってきた経緯がある。日本にも早くそんな企業が出てきて欲しいものだ。
NISSANマーチCM情報サイト
広告批評サイト

MARCH
ついにブログデビュー。
今さらって感強いんだけど、暇つぶしにやってみたら出来ましたって感じです。私はこんな歳して結婚の約束をしていた彼女に逃げられ、父親が余命宣告。月収15万円ともう人生どん底。唯一、サーフィンすることが今の生き甲斐。けど走り屋(ハチロク、シルビアのおきまりコースを経験。本当は首都高・最高速が好きなのに秩父でドリフトしていた)やりたいのに車もないから悶々としている毎日。
話しがすこしズレました。今日はゆっくり午後からタナカノリユキさんと下条信輔さん主催の「ルネッサンスジェネレーション」に行くつもり。それが、青山一丁目を降りても「かなり静か?」おかしいと思いチケット見ると
「開催11/12」おい!! (今回の詳細知ってる人連絡ください。)
すんなり帰るのも嫌だからと思い中吊りの「HOKUSAI展」を思い出す。半蔵門線でいざ上野へ。公園を一人トボトボ歩いていると人集り(嫌な予感)予想通りで入場制限30分。会場に無事入るも人、人、人。 あーもう無理。「富嶽三十六景」なんかさらに30分待ち。ありえない(;へ;)浮世絵なんかもともと小さいからまるで見えない。あえなく10分で退散。国立美術館なんだからもう少し考えた展示を求めます。作品の展示数多いけどあれじゃ鑑賞する場所ではない。「入場者制限もっとして減らしませんか?利益なくても平気だろ?ジブリを見習え!!」って思いました。なくなく常設展示に「前に来た時は横に彼女いたなぁ」と思いながら一時間程。詳しい話すると長くなるので(中略)。帰る途中に「以前、東京駅で開催していた浮世絵展行って北斎見たかも」って思う始末。寂しくアメ横へ消えました。(北斎展行った人は感想教えて下さい。)
ルネッサンスジェネレーションサイト
北斎展サイト