あの震災の日から、
今日でちょうど2年…。
地響きとともにやってきた、
突然の大きな揺れ。
揺れはだんだんに大きくなり、
家が壊れる!と思いましたし、
命の危険も感じました。
揺れがひどいと、
何もできなくなるものですね。
揺れが収まって、
断水するかも!と、
やかんに水を溜めはじめてから、
しばらく震えが止まりませんでした。
同じ市内でも、
停電・断水の場所がありましたが、
何とかライフラインも無事。
子供の通学も徒歩圏、夫もバイク通勤と、
皆が無事で帰ってきました。
何度も起きる余震の中で、
TVに映し出される、
悲惨な津波の映像。
信じられない思いで、
呆然と見つめるしかありませんでした。
首都圏では交通機関がマヒし、
大勢の人が家に帰れなくなっている中で、
家族4人揃って、夕食を囲めることは、
奇跡だと思いました。
それからの一週間、
そして一か月。
ニュースを見ても、
買い物に行っても、
非日常の毎日が続きました。
あの頃の、
被災地の友との交流は、
忘れることが出来ません。
支援物資を届けるお手伝いで、
被災地へ足を運んだこともあります。
陸前高田高校の体育館の中に、
ありとあらゆるものが流れ込んだ光景には、
津波の圧倒的な凄まじさを見せつけられ、
今も目に焼き付いています。
復興の道はまだまだのようです。
たくさんの貴い命が失われ、
大きな犠牲が出たあの震災のことを、
風化させないように、
記憶を新たにし、
今日この日に、
祈りの心を持って過したいと思います。