◇2年前の今日 | ちいさな行政書士事務所から

ちいさな行政書士事務所から

登録一年目の新米行政書士が、
ちいさな事務所を開きました。
さて、今日はどんなことが待っているのかな?

あの震災の日から、

今日でちょうど2年…。


地響きとともにやってきた、

突然の大きな揺れ。


揺れはだんだんに大きくなり、

家が壊れる!と思いましたし、

命の危険も感じました。


揺れがひどいと、

何もできなくなるものですね。


揺れが収まって、

断水するかも!と、

やかんに水を溜めはじめてから、

しばらく震えが止まりませんでした。



同じ市内でも、

停電・断水の場所がありましたが、

何とかライフラインも無事。


子供の通学も徒歩圏、夫もバイク通勤と、

皆が無事で帰ってきました。



何度も起きる余震の中で、

TVに映し出される、

悲惨な津波の映像。


信じられない思いで、

呆然と見つめるしかありませんでした。



首都圏では交通機関がマヒし、

大勢の人が家に帰れなくなっている中で、

家族4人揃って、夕食を囲めることは、

奇跡だと思いました。




それからの一週間、

そして一か月。



ニュースを見ても、

買い物に行っても、

非日常の毎日が続きました。



あの頃の、

被災地の友との交流は、

忘れることが出来ません。




支援物資を届けるお手伝いで、

被災地へ足を運んだこともあります。



陸前高田高校の体育館の中に、

ありとあらゆるものが流れ込んだ光景には、

津波の圧倒的な凄まじさを見せつけられ、

今も目に焼き付いています。






復興の道はまだまだのようです。



たくさんの貴い命が失われ、

大きな犠牲が出たあの震災のことを、

風化させないように、



記憶を新たにし、

今日この日に、

祈りの心を持って過したいと思います。