箱男

映画化もされた「砂の女」などで知られる安部公房が1973年に発表した小説を、

『パンク侍、斬られて候』などの石井岳龍監督が映画化したものです。

 

段ボール箱をかぶって都市をさまよいながら世界を観察する「箱男」を

巡るストーリーが展開される。

 

第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に出品された。


いやぁー、何とも解釈が難しい作品でしたね。

哲学的過ぎるのかもしれません。

凡人にはなかなか理解しづらいかも、です。
 

俺は、そういう場合は、あまり突き詰めないようにしています。

ちゃんと理解しなきゃと思うと、プレッシャーになるし、

エンターテイメントから外れてしまいます。

 

だから、単純に、目の前のものを楽しむことにします。

別の言い方をすると、何か楽しみはないか見つければいいのです。
 

俺にとっての楽しみは、言うまでもありません。
白本彩奈さんの裸です!

 

予告編を見て、まさかこんな美女の裸を見られるなんて、

思ってもみませんでした。

 

しかも、本当に美しいプロポーションなのです。

女性らしい、丸みを帯びた、とってもセクシーなボディーの持ち主です。

あれだけ見てて、一週間は過ごせますね!笑



ダンボールを頭からすっぽりと被り、街中をさまよい世界を覗き見る箱男。

それは、完全な孤立と孤独を得た、人間が望む最終形態であった。

 

カメラマンの“わたし”は、偶然街で見かけた箱男に心を奪われ、

自らもダンボールを被り箱男として生きる。

 

本物の箱男になろうと苦戦するなか、

存在を乗っ取ろうとするニセ箱男や完全犯罪に利用しようと企む軍医、

“わたし”を誘惑する謎の女などが現れる・・・。

こんなお話です。


出演は、永瀬正敏、浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市、

渋川清彦、中村優子、川瀬陽太等。


スター俳優が箱男を演じているのが、ある意味、面白くて、

とても贅沢なキャスティングでした。

 

逆に言うと、一流どころではないと、

箱男という企画だけでの引きになるので、

やっぱり、スターを積もりたかったのは間違いないです。
 

永瀬正敏さんも、浅野忠信さんも、あのサイズの箱に入るのって、

とても大変だったと思います。

 

腰をかがめて、足も折り畳んで、苦行のような撮影だったでしょうね。

大変お疲れ様でした!
 

そして、先程も触れましたが、謎の女・葉子役を演じた白本彩奈さんが、

実に素晴らしかったです。

一糸まとわぬ姿には、何度も見惚れてしまいました。

 

素晴らしいボディーラインです。

特に、ウエストからお尻を通って、足へと流れるラインが芸術的に美しいです。

俺、白本彩奈さんのことが、好きになりました!笑


MY評価: ☆3 (☆5で満点)