違国日記

ヤマシタトモコのコミック「違国日記」を実写化したドラマです。

不器用な生き方をする小説家と、その姪で人懐っこく素直な高校生が

共同生活を送りながら、家族とも友人とも異なる関係性を築いていく。

 


家族を事故で亡くして、残された人の気持ち、

きっと当人にしか分からないことなのでしょうね。

事故は突然起きるので、気持ちの整理が難しいに違いない。
 

かと言って、周りがあまり気を遣い過ぎるのもいけないとも思いました。

確かに、腫れ物扱いになるようなことは、決して良くないですよね。
 

本作では、中学3年生という、思春期真っ只中で、

最も多感なお年頃のお嬢さんなので、一番難しいケースかもしれません。
 

親戚とはいえ、いきなり家族以外の人と一緒に暮らすのは、大変です。

気を遣うことばかりで休まらないでしょう。

 

だから、大事なのは、それを思い切って振り切ること。

遠慮は最低限にすること。

言いたいことは出来るだけ口に出して相手に伝えること。

 

結局、その方がうまく行くのだと思います。

その先に、本当の家族のような関係になれたら素晴らしいです。

 

最初はしばらくすれ違いのようで、

実は理想的な関係構築をしていたなぁーと思いました。

 

そして、最後はうるッときましたね。

自分で言うのも何ですが、いい涙でした!笑


 

大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、

姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に

我慢ならず、朝を引き取ることに。

 

他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、

親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が支えていく。

 

対照的な性格の槙生と朝は、なかなか理解し合えない寂しさを

抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、

家族とも異なるかけがえのない関係を築いていく・・・。
こんなお話です。


出演は、新垣結衣、早瀬憩、夏帆、小宮山莉渚、中村優子、

伊礼姫奈、滝澤エリカ、染谷将太、銀粉蝶、瀬戸康史等。



主人公の槙生さんを演じたのは、新垣結衣さんです。

久しぶりにスクリーンで見た気がします。

本作のガッキーは、これまで見た彼女のイメージとは一線を画すものでした。

 

整理整頓が出来ないズボラなところや、

手をズボンのポケットに突っ込んだり、

歩き方も女性的とは程遠く、髪もボサボサ系で、

所謂、女子力ゼロの小説家役でした。

 

そんなガッキーは、俺はいちいちキュンと萌えたものでした。

ガッキーさん、大好きです!
 

もう一人の主演の言っていい朝役を演じたのが、早瀬憩さんです。

透き通るような美少女でした。

 

ちょっと思ったのは、河合優美さんに似ていると、

ずっと思いながら見ていました。

 

彼女、これから大女優になる予感をかんじたのは、俺だけでしょうか?

これからしっかりとウォッチします!

おじさんだけど、ごめんね!!笑


MY評価: ☆4 (☆5で満点)