胸騒ぎ

第38回サンダンス映画祭で上映されたスリラーです。

イタリアでの休暇中に親しくなったオランダ人夫婦の自宅に招待された

デンマーク人夫婦が、彼らの歓待に不気味なものを感じ取る。



予告編を見て、めちゃめちゃ面白そうだと思っていました。

そしたら、期待通り、もの凄かったです!

 

何が凄いって、ずっとゾクゾクしっぱなしでした。

タイトル通り、何かとんでもないことが起きそうな雰囲気が、

終始充満しています。

 

時折、些細なことで、ゾクっとしますし、鳥肌が立ちます。

この邦題「胸騒ぎ」、うまいこと付けましたね。
 

それにしても、ラストの15分か20分は、息も出来ないほど緊張しました。

息する音が聞かれたら、俺が何かされてしまうのではないかという

恐怖感も襲ってきました。

 

寝不足でしたが、目は開きっぱなしでした。

いま、この感想を書きながら、激しい疲れが俺を襲っています。

そして、超脱力中です笑
 

本作は、スリラーやサスペンスのジャンルになると思うのですが、

そこら辺のホラー映画よりも断然怖いです。

 

いかにも怖い奴は、身構えようがありますが、

フツーを装っているような奴は、やっぱり何をしでかすか分かりません。

 

現実社会でもそうですよね。

普段温厚な人がキレた時ほど、収拾に困るものです。

 

はぁー、久しぶりに疲れるスリラーを見ました。

でも、とても面白かったです。

 

それにしても、あんなエンディングが待っているとは・・・。

満足度100%です!



デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセは、娘のアウネスと家族3人で

イタリアでの休暇を満喫中にオランダ人夫婦のパトリックとカリンと

出会い意気投合する。

 

後日、パトリック夫妻から彼らの自宅に招待する手紙を受け取り、

さっそく家族で訪れることに。

こうして一家は、オランダの田舎町にあるパトリックの家にやって来る。

 

しかし到着早々、彼らの言動に違和感と居心地の悪さを感じてしまう

ビャアンとルイーセ。

 

それでも彼らの好意をむげにはできないと、

少しだけ我慢してやり過ごすことにした2人だったが・・・。
こんなお話です。


出演は、モルテン・ブリアン、シーゼル・シーム・コク、

フェジャ・ファン・フェット、カリーナ・スムルダース、

リーヴァ・フォルスベウ、マリウス・ダムスレフ、

イシェーム・ヤクビ等。


オランダ/デンマーク映画です。

欧州の大国に挟まれている両国ですが、存在感はある国々です。

まさかこんか映画を作るとは。

 

映画と言えばもちろんハリウッドですが、

ヨーロッパもアジア各国もいい映画を作りますし、

日本でもたくさん公開されるようになって楽しいです。

 

国ごとの文化や風習、価値観はそれぞれ違うものですが、

映画のようなエンターテイメントを通じて、

お互いを理解するのはとても意味のあることだと思います。

これからも、いろんな国の映画をたくさん見ます!!


MY評価: ☆5 (☆5で満点)