クラユカバ

『押絵ト旅スル男』などを手掛けてきた塚原重義が監督を務め、

ファンタジア国際映画祭長編アニメーション部門で観客賞金賞を

受賞したアニメーションです。

 

集団失踪事件を調査する探偵が、

街の地下にある「クラガリ」に潜入する。



何だか、昭和感の漂う、独特なタッチのアニメーションが印象的です。

あと、神田伯山のナレーションも耳残りがいいです。

この2点が、最初の感想です。
 

ただ、話がよく分からなかったです。

いろんなところが独創過ぎて、

一つ一つの要素の意味を考えたりしているうちに、何が何やら、

よく分からなくなったというのが、正直なところです。
 

あと、ちょっと見た目のキモさもありましたかね?

まぁ、趣味の問題かもしれませんが。
 

でも、一つだけ不思議な点があります。

海外で高評価を得たということです。

別にそれ自体を否定したいわけではありません。

 

海外の人が見て、まず、理解できるのか?

あと、外国人にとって、どこが面白いと感じるのか?

是非それを知りたいなと思いました。

 


私立探偵の荘太郎は、世間を惑わしている集団失踪の捜査をスタートさせる。

目撃者はなく、意図も不明なその事件の現場には必ず、

“不気味な轍”が残されていた。

 

手がかりを求める荘太郎は、街の地下領域“クラガリ”へと足を踏み入れる。

そこで出会った黒鐵の装甲列車とその指揮官タンネが、

荘太郎の運命を大きく揺れ動かしていく・・・。
こんなお話です。


声の出演は、神田伯山、黒沢ともよ、芹澤優、坂本頼光、佐藤せつじ、

狩野翔、西山野園美、野沢由香里等。


やっぱり、神田伯山の声は、いいですね。

心地の良い低音ヴォイスです。

俺も、よくイケボと言われますが、彼には勝てません!


MY評価: ☆3 (☆5で満点)