異人たち

大林宣彦監督によって映画化もされた山田太一の小説

「異人たちとの夏」を映画化したドラマです。

 

幼少期を過ごしたかつてのわが家を訪れた脚本家が、

30年前に亡くなったはずの両親とそこで出会う。



精神的な闇とゲイが引っ付いているようで、

何だかゲイの人にはちょっと見づらい作品かなと思いました。

 

私はストレートなので、正直、

ゲイの人の気持ちが完全に分かるわけではありませんけどね。
 

ちなみに、TOHOシャンテで鑑賞しましたが、

男性2人組で見に来ている人が多かったです。

ゲイ必見の作品になっているのでしょうか?
 

それにしても、途中、主人公の両親が出てきて、

訳が分からなくなりました。

 

何が起きているのかと。

程なく、そういうことかと理解しましたが。
 

ところで、タイトルについて一言。

「異人たち」ですが、原題は、「All of Us Strangers」です。

 

異人と訳すのが、一番近いのか?

俺にはちょっと疑問です。

 

異人と言われると、一瞬、宇宙人かと思ってしまいます。

それって、俺だけでしょうか?笑

 

俺の勝手な解釈かもしれませんが、どう思って見るかで、

受け止め方が変わってきます。

だったら、原題のまま「All of Us Strangers」の方が断然良いです。

 

このグローバルな時代、これくらいの英語は、そのまま残せばいい。

全てを翻訳する必要はない。

 

そうやって、少しずつでも、社会をグローバル化の方向に持っていくべきです。

ちょっと話がされましたけど、まぁ、そんな感じです!笑

 


ロンドンのタワーマンションに暮らす40代の独身男性アダム。

12歳の時に交通事故で両親を亡くして以来、孤独な人生を送っていた。

 

脚本家の彼は現在、両親との思い出を基にした脚本を執筆していた。

そのために、両親と幼少期を過ごした郊外の家を訪ねた彼は、

30年前に他界した当時と変わらぬ姿の父と母と再会する。

 

以来、父と母が住む実家に足繁く通い、心満たされていくアダム。

そんな中彼は、同じマンションの住人である謎めいた青年ハリーとの

情熱的な恋に落ちていくのだったが・・・。
こんなお話です。


出演は、アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、

ジェイミー・ベル、クレア・フォイ等。


ゲイのカップル役のアンドリュー・スコットとポール・メスカル、

よく絡み合っていましたね。

二人とも、プロの役者さんですから、役作りに入り込んでいたと思います。

 

でも、この絡みをキッカケに目覚めることはないのでしょうか?

人間、どんな趣味嗜好があるか、全てが顕在化しているわけではないので、

潜在意識が開花することは有り得ると思います。

お二人さん、どうでしたか?笑


MY評価: ☆3 (☆5で満点)