K-9 L.A.大捜査線

『ライブリポート』などのアーロン・エッカート主演によるアクションです。

相棒だった警察犬を殺された元警察官が、その犯人を追ううちに

ロサンゼルスを揺るがす陰謀の存在と市警の腐敗を知る。



かなり渋い作品でした。

L.A.の陽気な街の印象とは真逆で、

陰気な街の裏側での警察犬と一人ぼっちの警官のお話でした。
 

でも、思いました。

大迫力のハリウッドの大作ではないけど、ある一点に焦点を当てて、

華美なく撮り上げる映画があってもいいと。

 

例えて言うなら、ハリウッド大作がハイビジョンだとしたら、

本作はモノクロとでも言いましょうか。

 

あっ、すみません、もしかしたら変な例えで、

ミスリードしてしまったかもしれません。
 

警察犬。

実際にあまり見る機会はないのですが、抜群の嗅覚と速い走力の持ち主なので、

犯罪現場では役にたつ機会はいまだにあるのでしょうね。

 

まぁ、いつか犬より鼻の利くロボットが開発されるかもしれませんが、

犬並みの嗅覚開発にはまだ時間がかかるでしょう。
 

最後に、一つだけ、どうしても解せない点が残りました。

タイトルです。

 

大捜査線と付けられると、地理的にも、警察組織の動員人数的にも、

大々的な捜査が繰り広げられる映画だと思っていました。

 

正直に言います。

全然そんなことはありません。

なので、大きな期待は抱かずに、事前に想像を膨らませずに見てください!笑

 


元海兵隊でLAPDの警察犬隊の警官ジェイクは、

LAの街で麻薬ディーラーとの銃撃戦に巻き込まれる。

 

その最中、パートナーの警察犬エースが銃撃を受けて死亡。

エースを救えなかった救急医師に暴力をふるったジェイクは、

休職を余儀なくされる。

 

だが彼は、エースを撃った犯人に復讐する為、警察を退職し、

新たな相棒となった天才警備犬ソックスとともに、犯人追跡に乗り出す。

 

やがてLAを支配する巨大な陰謀と市警の腐敗が明らかになると、

ジェイクはその陰謀を暴き、関係者への復讐に挑む・・・。
こんなお話です。


出演は、アーロン・エッカート、ペネロープ・ミッチェル、

ディエゴ・ティノコ、ポール・ヨハンセン、スティーヴン・ラング等。
 


主演のアーロン・エッカートは、久しぶりにスクリーンで見たような気がします。

俺の印象より、やっぱり老けましたね。

そういう自分も確実に老けてますけどね笑


MY評価: ☆3 (☆5で満点)