熱のあとに

新宿で起きた殺人未遂事件にインスパイアを受けて製作されたドラマです。

過去を受け入れてくれた男性との平穏な結婚生活と、

全てをささげたホストへの思いの間で翻弄される主人公の愛を描く。

 



ちょっと変な人を見ると、「この人、サイコパスだぁー!」と思う時がある。

でも、本作を見て思いました。

本当のサイコパスって、主人公のような人を言うんだなと。

 

なぜ、そう思ったかと言うと、まずは、何を言っているのかが分からない。

一つ一つの単語は分かるが、文体となって口から出てくる発言内容が、

理解出来ないのです。

 

諦めずに、ずっと努力しました。

でも、本編の2時間強にわたり頑張りましたが、ダメでした。

結局、彼女は何を言いたかったのか、少しも理解できませんでした。

 

彼女が、何を考えているのかも、さっぱりでした。

何を考えているか分からない人間を見続けるのは辛かったです。

こっちのメンタルがやられそうになりました苦笑
 

主人公の思いや言っていることを、理解出来た人はいるのでしょうか?

是非インタビューしたくなったくらいです。

 

私が劇場で見た時は、ほぼ満席でした。

インタビューは出来ませんでしたが、

ほほ皆さんの表情は一様に硬かったです。

 

てことは、俺と似たり寄ったりかなと思い、

自分自身の理解力欠如を棚に上げて、

自分を慰めてしまった私エロマン星人でした笑



自分の愛を貫くため、ホストの隼人を刺し殺そうとして逮捕された沙苗。

事件から6年後、彼女は自分の過去を受け入れてくれる健太と

お見合い結婚し、平穏な日常を過ごしていた。

 

しかしある日、謎めいた隣人女性・足立が沙苗の前に現れたことから、

運命の歯車が狂い始める・・・。
こんなお話です。


出演は、橋本愛、仲野太賀、木竜麻生、坂井真紀、木野花、

鳴海唯、水上恒司等。

主演の橋本愛さんが、サイコパスに完全に成り切っていました。

何を言っているのか分からない台詞を覚えて、サイコパスを演じるって、

めちゃめちゃ難しいですよね。

その意味では、素晴らしかったです!


主人公の結婚相手役を演じたのは、仲野太賀さんです。

サイコパスに翻弄される感じがとても良くにじみ出ていました。


MY評価: ☆3 (☆5で満点)