サイレントラブ

ある出来事をきっかけに声を出さなくなった青年と、

不慮の事故で視力を失ったピアニスト志望の女性が織り成す

ラブストーリーです。



切な過ぎました!

見ていて、ずっとしんどかったです。

もどかしかったです。

そして、イライラもしました。
 

でも、そこには間違いなく真実の愛がありました。

TRUE LOVEです。
 

目が見えないのも、話すことができないのも、恋愛するのは大変です。

でも、主人公の二人は、紆余曲折があっても、自らの愛を貫きました。

 

それが出来た理由は、心を通わせられたからです。

一口で心を通わせると言っても、そう簡単に出来るわけではありません。

 

信頼関係があってこそ、成り立ちます。

その信頼関係は、一朝一夕では成し得ません。

 

ある程度の月日の中で、損得勘定なしで、

無償の愛を継続できるか否か、です。

打算の愛では、信頼関係は結べません。

 

あっ、すみません。。

偉そうに、愛について語ってしまいました。。
 

ところで、俺にとって、恋愛映画は、エンディングがとても大事です。

もちろん、ハッピーエンドを絶対に望みます。

だけど、結論を言わない映画も少なくありません。

 

ネタバレになるので、本作のエンディングについては語りません。

納得の部分と、俺の予想とはちょっとズレた部分と、

いろんな感情が交錯しました。

うーん、謎めいたコメントで申し訳ございません!!!


ある出来事をきっかけに声を発することをやめ、

毎日をただ生きているだけの青年・蒼。

 

不慮の事故で視力を失ったピアニスト志望の音大生・美夏と

運命的な出会いを果たした彼は、絶望の淵に追い込まれながらも

夢を諦めない彼女にひかれていく。

 

美夏をすべての危険から守ろうとする蒼だったが、

彼女に思いを伝える方法は、そっと触れる人差し指と

ガムランボールの音色だけ。

 

そんな蒼の不器用な優しさがようやく美夏の心に届きはじめた矢先、

運命の渦が2人をのみ込んでいく・・・。
こんなお話です。


出演は、山田涼介、浜辺美波、野村周平、吉村界人、SWAY、

中島歩、円井わん、辰巳琢郎、古田新太等。

主演の二人は、それぞれハンディーキャップを抱える難しい役でしたが、

それぞれ見事に演じていたと思います。
 

山田涼介君は、表情や目線などで感情表現がしっかりと出来ていました。

レスリング的な動きもキレてましたね。
 

浜辺美波さんは、ただでさえ守ってあげたいタイプなのに、

本作ではいつもの百倍、そう思いました!笑
役柄にぴったりのナイスなキャスティングでしたね!


MY評価: ☆4 (☆5で満点)