あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

汐見夏衛の小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を

実写化したファンタジーロマンスです。

 

現代から1945年にタイムスリップした女子高生が、

特攻隊員の青年と恋に落ちる。



いやぁー、久しぶりに嗚咽状態で大泣きしました。

もうラストは、鼻水もだらだら垂れ流し、恥ずかしさも忘れて、

ただただ泣いていました。
 

戦争はダメです。

命は大事です。

お国のためとか、天皇のためとか、そんなの理由にはなりません。

 

でも当時は、そういう教育がなされ、日本国民全員が

マインドコントロールされているに等しい状況だったので、

致し方ないところもあります。
 

特攻という名の、自爆行為。

多くの人が志願していたというのが、今では本当に信じられません。


残された人は、たまったものではありませんよね。

自分をどうやって納得させていたのでしょうか?

いや、誰も納得なんてしていなかったでしょうね。
 

たくさんの泣きどころが、ありますが、一つは、橋の上のシーン。

板倉くんが途中抜けしようとするシーンで、

皆さんの想いの吐露には泣けました。
 

俺にとっての最大の泣きどころは、やっぱり、

彰さんが綴った百合さんへの手紙です。

あれが、涙+鼻水MAXでした。
 

そして、エンドロールでの福山雅治の主題歌「想望」。

心に沁みました〜〜〜。

あれがダメ押しでしたね笑


女子高生の百合は、母親とケンカして家を飛び出し、

近所の防空壕跡で一夜を明かす。

 

しかし目覚めると、そこは戦時中の日本だった。

途方に暮れていた百合は、偶然通りかかった青年・彰に助けられ、

優しい女将のツルが切り盛りする軍指定の食堂で働き始める。

 

そこで彰をはじめとする若い兵隊たちと交流を重ねていくうち、

心優しい彰に惹かれていく百合。

 

しかし彰は、命を懸けた任務を控えた特攻隊員で、

どうしてもその事実を受け止めることができない百合だったが・・・。
こんなお話です。


出演は、福原遥、水上恒司、伊藤健太郎、嶋崎斗亜、上川周作、

小野塚勇人、出口夏希、中嶋朋子、坪倉由幸、津田寛治、

天寿光希、松坂慶子等。

主人公の百合さんを演じた福原遥さん、とっても良かったです。

純粋な想いの表現がとてもお上手でした。

俺もあんな、可愛くて、真っ直ぐな彼女が欲しいです!笑


MY評価: ☆5 (☆5で満点)