ドミノ

行方不明の娘を捜す刑事が、現実と見まがう世界に

入り込んでいくサスペンスです。

 

銀行強盗の現場である男を見つけた刑事が、

その男を追って不思議な世界に足を踏み入れる。



いやぁー、完全に騙されたと言うか、俺自身が道に迷い、

行方不明になったような気分です。

 

特に、中盤での大転換が起きた瞬間、

マジで訳が分からなくなりました。

 

えっ、何?何?、どうした?、どゆこと?

ってな感じです。

 

分かっていただけましたでしょうか?

俺の当惑した様を。

 

そしたら、次に、俺は、どうなったと思いますか?

 

もう完全に混乱して、自分でもにわかに状況を消化できなくて、

挙げ句の果てに、映画への興味が失せてしまったのです。

 

自分でも信じられません。

寝不足で夢の中へ落ちたわけでもありません。

 

あの現象を、「茫然自失」と呼ぶのでしょうね。

俺が一番びっくりしました!
 

ところで、催眠術やマインドコントロールなど、

人の心を操るのって、興味があります。

 

と同時に、俺って小心者なので、めっちゃ怖いから、

試したいとは思わないし、今後も絶対に自分の心は操られたくない。

 

自分に対してはそうだけど、もし、他人の心を操れたら、と考えると、

ちょっとワクワクします。

 

あっ、別に変なことを考えているわけではありません。

悪いことに使おうと思ったわけでもありません。

 

どちらかと言うと、悪い奴らを改心させられたら

世の中が良くなるなぁーとか、です。

俺って、いい人ですよね?笑

こんなこと言うのって、偽善者ですかね??笑笑


最愛の娘ミニーを誘拐され悲しみに暮れる刑事ダニー・ローク。

カウンセリングを受けながら復職した彼は、

銀行強盗を予告する匿名の通報を受け、

向かった現場で娘の失踪に関係していると思われる謎の男と遭遇する。

 

不可解な現象に見舞われ、男を取り逃したロークは、匿名の通報者の

居場所を探り当て、ダイアナという占い師の女性に辿り着くが・・・。
こんなお話です。


出演は、ベン・アフレック、アリシー・ブラガ、J・D・パルド、

ハラ・フィンリー、ダイオ・オケニイ、ジェフ・フェイヒー、

ジャッキー・アール・ヘイリー、ウィリアム・フィクトナー等。

主演のベン・アフレックは、あの神経質そうな顔立ちが、

主人公にぴったりでした。

まさに、ハマり役だったと思います。
 

主人公を追い詰めていた初老のデルレーン役のウィリアム・フィクトナーは、

とっても雰囲気のある俳優さんです。

彼も、役柄に合っていました。

総じて、いいキャスティングでしたね。


MY評価: ☆3 (☆5で満点)