告白、あるいは完璧な弁護
密室殺人の容疑をかけられた実業家が潔白を証明するため、
すご腕の弁護士と共に事件の真相を探るサスペンススリラーです。
大変面白いクライムサスペンスでしたね。
流石、韓国映画です。
何と言っても、脚本が秀逸です。
練りに練られた脚本とは、本作のようなものを言うのでしょう。
途中、大どんでん返しがあって、
もう何が何やらパニックになってしまいました。
真実は何か?
誰が犯人か?
俺の頭の中は無重力の宇宙空間のようにフワフワした状態になりました。
この脚本を考えた人は天才ですね。
間違いないです。
また凄いのは、本編約2時間にわたり、
全く緊張感が途切れなかったことです。
どんなにハラハラドキドキのサスペンスでも、
途中多少の中弛みはあるものです。
本作にはそれがありませんでした。
なかなか無いと思います。
IT企業の社長ユ・ミンホは、不倫相手であるキム・セヒが殺された
密室殺人事件の容疑者となってしまう。
無実を訴える彼は、100%無罪を勝ち取るといわれる敏腕弁護士の
ヤン・シネを雇い、自分の潔白を証明してほしいと依頼する。
シネは無罪になりたければ全てを正直に話してもらわなければならないと迫り、
やがてミンホはかつて起きたある交通事故について語り始めるのだったが・・・。
こんなお話です。
出演は、ソ・ジソブ、キム・ユンジン、ナナ、チェ・グァンイル等。
主人公のIT企業の社長役のソ・ジソブが、いろんな顔を見せてくれました。
まさに七変化のカメレオンのような演技っぷりが見事でした。
女弁護士役のキム・ユンジンは、堂々たるオーラが凄かったです。
あの空気感はなかなか出せるものではありません。
社長の愛人役のナナが、とにかく可愛かったです。
非の打ち所が無い美形の顔立ちとスリムなナイスバディーが魅力的です。
一度でいいから、彼女のような方とお付き合いしたいです!笑
MY評価: ☆5 (☆5で満点)