水は海に向かって流れる


田島列島のコミックを原作に、『そして、バトンは渡された』などの前田哲監督と

『ちはやふる』シリーズなどの広瀬すず主演で映画化したドラマです。

 

笑顔を見せることのない26歳の女性会社員が、男子高校生や脱サラした

マンガ家など男女4人とシェアハウスで共同生活をする。

 


このタイトルの意味、解釈を見終わった後にしばらく考えました。

俺みたいな浅はかな男には、かなりの難題でした。

 

水は海に向かって流れるのは当たり前のことです。

何があっても、山の方へ流れることはありません。

 

恋愛をこの自然の摂理に当てはめてみると、人は恋愛をする生き物です。

いろんなしがらみなんかがあっても、人は人を好きになるのです。

止められないし、生き物としては自然のことなのです。

 

その人間の本能に抗って生きている女性が主人公です。

しかも,10年も恋から目を背けて生きている。

 

こんな不幸な生き方はありません。

俺は絶対に嫌です。

 

人は、恋愛をして、相手を想うこと、慈しむことを学びます。

時には、悲しみや切なさ、苦しみを伴うこともあります。

それも全て勉強です。

 

恋愛は、人間を逞しくしてくれます。

何度でもいい。

一度でもいい。

大事なことは、本気の恋愛をすること。

そうですよね?



高校進学を機に、親元を離れ叔父の家に居候することになった直達。

ところが、駅に迎えにきた見知らぬ大人の女性、

榊さんに案内されてやってきたのはまさかのシェアハウスだった。

 

叔父の茂道は脱サラしてマンガ家となり、ここに住んでいた。

そんなシェアハウスには叔父と榊さんに加え、女装の占い師、

海外を放浪する大学教授といういずれも曲者揃いの男女4人が暮らしていた。

 

こうして思いがけず彼らと共同生活を送ることになった直達は、いつも不機嫌で、

恋愛はしないと宣言する榊さんに淡い恋心を抱くようになるのだったが・・・。
こんなお話です。


出演は、広瀬すず、大西利空、高良健吾、戸塚純貴、當真あみ、

勝村政信、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久等。

主演の広瀬すずは、大好きな女優さんです。

そして、随分と大人になりました。

顔は元々童顔ですが、あどけなさが抜けました。

きっと、リアルな生活でも恋愛をされているのでしょう。

 

広瀬すずちゃんの彼氏は、日本一の幸せ者ですね。

彼女は、可愛いだけではなくて、ピュアなところと、芯の強さと、

ユーモアセンスも感じます。

一人の人間として、とっても魅力的です!

 


MY評価: ☆4 (☆5で満点)