もっと超越した所へ。
 

劇団「月刊 根本宗子」で上演された舞台を、『もらとりあむタマ子』などの前田敦子や

アイドルグループ「Sexy Zone」の菊池風磨らの共演で映画化したドラマです。

 

ダメな男性と交際する4人の女性たちが、

幸せになりたいと願いながらもがき続ける。

 

 

日本男子がどんどんダメになっていると聞く。

昔からヒモ男はいるが、最近ではヒモなのに罪悪感なく、

のうのうと暮らしているらしい。

 

男女共同参画社会と言われてから、女性の社会進出が増えて、

共働きは当たり前、男の育休も当たり前の時代になった。

その結果、女性の自立が進んだことで、ダメンズが増殖したそうです。

 

しかも、同時に、男性の草食化の流れも進み、肉食系男子は、

ほぼセクハラ男と同義にまでなっている笑

 

こんな日本になって、俺は悲しい。

こんなこと言うと、男尊女卑とか、時代錯誤とか、非難されます。

 

でも、そんなの人それぞれの価値観なのですから、

否定される筋合いのものではないと思っている。

 

男は、一生懸命に働き、家族を養う。

一家の大黒柱として自覚と責任を持つ。

エッチしたい時は、自分からちゃんと誘う。

それでいいではないか。

 

本作の4組のカップルというかペアは、4者4様で、

ある意味でコメディーのようでした。

 

どの男子も見ていて情けなかった!

まさに寄生虫のようでした。

 

でも、女子も寂しさと妥協的計算と母性本能などさまざまな心理状態が

自身の中で錯綜しながら懸命に生きていましたね。

 

ということは、4組ともお似合いカップルということですね。

俺はどのパターンも絶対に嫌ですけどね笑

 

 

家に転がり込んできたストリーマーの怜人と暮らす

衣装デザイナーの真知子。

 

根拠のない自信を頼りにノりと勢いだけで生きるフリーターの泰造を

信頼しきっているショップ店員の美和。

 

落ちぶれた元子役でプライドばかりが高い慎太郎のお気に入り風俗嬢で

シングルマザーの七瀬。

 

あざと可愛いボンボンで自己中心的な富と一緒に暮らす

子役上がりタレントの鈴。

 

それなりに充実した恋愛をして幸せな日々を送っていると思っていた

4人の女性たちだったが・・・。

こんなお話です。

 

 

出演は、前田敦子、菊池風磨、伊藤万理華、オカモトレイジ、

黒川芽以、三浦貴大、趣里、千葉雄大等。

 

主要キャストの8人が、それぞれ持ち味を発揮していて、

とても良かったと思います。

 

中でも個人的に一番面白かったのは、伊藤万理華とオカモトレイジの

ギャルとチャラ男のカップルです。

アホさ加減が絶妙で、大笑いさせていただきました!

 

 

MY評価: ☆3 (☆5で満点)