耳をすませば

 

スタジオジブリのアニメでも知られる柊あおいのベストセラー・コミックを

原作にした青春ラブストーリーです。

 

それぞれに夢を追いながら惹かれ合う少年少女の淡い恋模様を、

その10年後の姿も交えながら映し出していく。

 

 

ブログタイトルにある通り、俺はロマンティストです。

(ちなみに、エロでもあります笑)

 

なので、純愛、大好きです。

純愛に憧れ続けているこの50年超です笑

 

さて、スタジオジブリの「耳をすませば」は、間違いなく見ているはずですが、

詳細までは覚えていない。

ジブリさん、ごめんなさい。

なので、比較したりすることなく、単純に本作を見ました。

 

幾つか思ったことをつらつらと書きます。

「運命の人」って、きっといるような気がします。

タイミングやらいろいろあるので、必ずしも引っ付くかは分かりませんが、

運命としか言いようのない人に出会えたら幸せです。

 

あと、「夢」です。

夢を持つのはタダ。

なので、夢は持つに越したことはないと俺は思う。

その夢が叶わないからって、人生は終わりではない。

ただ夢のある人は輝いているのは間違いない。

 

そして、「愛」です。

本作の主人公は、人生の一番旬の時の10年間を遠距離で過ごしています。

もちろん、生きているのでいろんなことがあります。

でも、10年間も想いが続くなんて、こんなに素晴らしい愛はありません。

 

所詮、コミックや映画の世界の話と思われる方もいらっしゃるでしょう。

そういう人は、そう思っておけばいい。

他人に強制するような,ものでもない。

 

結局のところ、

自分がどうありたいか?

どう生きたいか?

何を大事にしたいか?

ということです。

 

最後に、タイトル「耳をすませば」について一言。

人間は心の中を常に曝け出せるわけではない。

大人になればなるほど、自分の意見より、周りに合わせたり、忖度するようになる。

そのうち、自分の正直な気持ちや考えは何なのか、次第に分からなくなる。

 

だから、自分の心にいつも耳を傾け、自問自答した方がいい。

相手の心にもそう。

相手の口から出てくる言葉以外の本当の気持ちに耳を傾け、相手の立場で考えてみる。

自分も相手も本心を知ることが本物の人間関係の第一歩なのでしょう。

 

 

本が大好きな中学生の月島雫は、図書貸出カードでよく見かける天沢聖司という

名前が気になるようになる。

その後“最悪の出会い”を果たした2人だったが、雫は大きな夢を持つ聖司に

少しずつ惹かれていく。

 

やがて聖司は夢を叶えるためにイタリアへと旅立つ。

それから10年、児童書の編集者として出版社で働きながら夢を追い続ける雫だったが、

なかなか思うようにいかず悩んでいた。

 

一方、イタリアの聖司も、様々な葛藤に苦しむ日々。

そんな2人は、互いに遠く離れた地で奮闘する相手を思い、

心の支えにしていたのだったが・・・。

こんなお話です。

 

 

出演は、清野菜名、松坂桃李、山田裕貴、内田理央、安原琉那、中川翼、

荒木飛羽、住友沙来、音尾琢真、松本まりか、中田圭祐、小林隆、

森口瑤子、田中圭、近藤正臣等。

 

主演の清野菜名が、とっても良かったです。

キラキラ輝いていました。

心のピュアなところがにじみ出る女優さんだと思いました。

 

松坂桃李も、チェロ演奏、頑張ってました。

とっても様になっていました。

相当練習されたに違いありません。

大変お疲れ様でした!

 

 

MY評価: ☆4 (☆5で満点)