ソングバード
 

『トランスフォーマー』シリーズなどで知られるマイケル・ベイが製作を

手掛けたスリラーです。

 

新型コロナウイルスの感染が拡大する現在の状況がさらに悪化した数年後を舞台に、

恋人と引き離されそうになった主人公が、それを阻止しようとする姿を描く。

 

 

我々人類は、この新型コロナで、過去にないさまざまな経験をした。

したくない経験だけど、これまで無意識だったことが、今回を機に、

何が大事なのか改めて認識できたことは、大きな視点では意味があったと言える。

 

本作は、このパンデミックの状況が更に悪化した世界を描いたものです。

もはや世紀末の世界と言っていいですね。

 

会いたいのに会えない。

触れたいのに触れられない。

それって、究極的には、「生きている意味ありますか?」と

自問自答したくなる世の中です。

 

ただ、本作で描かれている世界は、決して絵空事とも思えない。

ウイルスがどんどんと変異して強くなっていく先に想像しうる世界だと思いました。

 

あーぁ、生きづらい世の中って嫌ですね。

ウイルスもそう。

ケータイやらSNSの世界も俺にとってはそう。

いつでも追いかけ回されるのも、地獄に近い。

 

だから、レベル感で言うと、いろんな意味で、「昭和」くらいの時代の方が

一番ちょうど良いです。

ある程度の便利さと、ある程度の自由さと、ある程度の人と人の繋がりと。

 

あっ、スミマセン、パンデミックの話をしていたら、いつの間にか、

俺の生活文化度の嗜好の話にすり替わっていました笑

 

時代を先取りした映画です。

近未来の世の末を覗きたい人には、オススメです。

 

 

強力で致死率の高い恐ろしい変異ウイルスが流行し、厳しいロックダウンが続くアメリカ。

人々は外出も許されず、感染者は“Qゾーン”とよばれる隔離キャンプに強制収容されていた。

 

そんな中、免疫者の配達員ニコは、サラとロックダウン下で恋に落ち、

いつか直接会える日を信じて、ドアやスマホ越しに愛を育んでいた。

 

ところがある日、サラの感染が疑われ、

“Qゾーン”への強制隔離の危機を迎えてしまうのだったが・・・。

こんなお話です。

 

 

出演は、K・J・アパ、ソフィア・カーソン、クレイグ・ロビンソン、

ブラッドリー・ウィットフォード、ピーター・ストーメア、

アレクサンドラ・ダダリオ、ポール・ウォルター・ハウザー、

デミ・ムーア等。

 

俺の一番の興味は、デミ・ムーアでした。

久しぶりにスクリーンで見た気がします。

 

御歳59才です。

来月には、60才になられます。

道理で俺も歳を取ったはずです笑

 

だけど、やっぱり、半端ない存在感を発揮していましたね。

本編でも彼女がキーになっていますが、オーラと眼力で場を支配していました。

流石の一言です!

 

 

MY評価: ☆4 (☆5で満点)