キャメラを止めるな!
ゾンビ映画を撮影中のクルーが本物のゾンビに遭遇する『カメラを止めるな!』を
フランスでリメイクしたものです。
日本で大ヒットした映画のリメイクに挑むことになった映画監督の悪戦苦闘を描く。
何なのでしょうかね?
自分でも理由がよく分からないのですが、「カメ止め」好きにはもっと楽しめるのかと
思っていましたが、終始退屈な気分から脱することが出来ませんでした。
まぁ、リメイクなので、既視感が拭えないからなのか?
きっとそうなのでしょうね。
俺は、「カメラを止めるな」がヒットする随分前に、
まだ数えるほどの単館でしか上映されていない時に、見ました。
もう感動するほど面白かったことを未だに感覚として覚えています。
本作は、フランスでのリメイクですが、オリジナルにかなり似たように作られています。
カメ止めの最大の特徴であるワンカットで撮ることは勿論守られています。
ただ、妙に気になったのは、キャストはフランス人なのに、
日本語の名前で呼び合っているのです。
それが最後まで違和感があって馴染めませんでした。
そんな細かいことはどうでもいいとして、カメ止め見た人がどう思ったか、
是非知りたいです。
想像するに、みんな似たような感想になるのではないかと想像します。
山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影をしていたクルーが、想像を絶する事態に見舞われるさまを
巧みな脚本で描き、日本で社会現象となるほどのブームを巻き起こし、世界でも大きな話題を
集めた上田慎一郎監督によるインディーズ映画「カメラを止めるな!」を、「アーティスト」の
アカデミー賞監督ミシェル・アザナヴィシウスがリメイクしたフランス映画。
オリジナルへのリスペクトを込めつつ、フランス流の笑いと仕掛けで
日本版にも負けない一大エンタテインメントに仕上げている。
こんなお話です。
出演は、ロマン・デュリス、ベレニス・ベジョ、竹原芳子、グレゴリー・ガドゥボワ、
フィネガン・オールドフィールド、マチルダ・ルッツ、セバスティアン・シャッサーニェ、
ラファエル・クナール、リエ・サレム、シモーヌ・アザナヴィシウス、アニエス・ユルステル、
シャーリー・デュポン、ルアナ・バイラミ、ジャン=パスカル・ザディ等。
日本から竹原芳子が、オリジナルに引き続き、本作にもキャスティングされました。
彼女は稀有なタレントさんで、見ているだけで面白いです。
でも、今回のあの起用法の意味が、正直、俺にはよく分かりませんでしたね。
MY評価: ☆3 (☆5で満点)