まずは、環境が悪かった。開始早々いきなり仕事の電話あり。俺って生真面目な男なので無視出来ず。
切った後は、受けた内容を連絡する電話を1本かける。これで出だしの数分間見れず。
俺ってA型に近いO型だから最初の数分間が気になって気になって仕方がない。それがケチの付け始め。
次に、後ろに座ったオヤジがうるさい。紙の擦れた音や咳、独り言を定期的にやられる。
それと何の用か分からんが何度も席を立つのよ。多分、7~8回は少なくとも立ったはず。
繰り返しになるけど、俺ってA型に近いO型だから、そういうのって駄目。
かと言って、小心者だから注意も出来ず。
駄目押しは同列に座っていたおねぇちゃん。泣くのはいいけど、鼻水ズルズルは気になって仕方がない。
ただ、最後のおねぇちゃんの件はワザとではない気がしたので、責める気はないが。
そんなんで集中できなかった映画ほど論評はしにくいが、印象に残ったのは歴史的な装束や美術セット。
ちゃんとカネかけていた感じがした。
あと、嫉妬と愛憎の絡み合うシーンは、気持ち良いものではないが、巧く描かれていたと思う。
ちなみに、この映画は、2006年に韓国で4人に1人が見たという超大ヒット作だって。
17週ものロングランで、歴代動員新記録も打ち立てたらしい。
さらに、韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞では、最優秀作品賞をはじめ
史上最多10部門受賞という栄誉に輝いた作品。
もしかしたら韓国人の心には歴史的な背景も含め大きな支持を集めたのかも知れないが、
正直に言って、そこまでの作品とは思えなかった。

MY評価: ☆2(☆5で満点)