こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
栗を買ったものの、なかなか剥くに至らず。
冷蔵庫に眠っています。
旬のものは旬のうちに。
早めに食べきろうと思います。
本日誰に聞けば?のお話です。
先日のピアノのレッスンで。
ハノンの56番をまたしても落としてしまった。
56番は、トレモロの前準備。
1回のレッスンでは全部ではなく、4つの調ごとに区切ってみてもらう。
2回落とした。
もう1か月以上同じことをしている。
そして、今も、どうやって弾いていいのか全然わからない。
1回目に落としたときは、弾き方がおかしいというので、下上6対4の割合の強さで、4つ一塊に滑らかに弾くようにと言われた。
何の疑いもなく弾き方を見直して、2回目に臨んだ。
求められる速さよりはかなり遅いという自覚はあったものの、多分言われたとおりにやったと思う。
弾いた。
思いっきり弾いた。
腕が疲れた。
2回目までに力みは直せなかったが、4つ連続で弾けた。
やれやれと思ったところへ、お師匠が一言。
じゃあ、P(ピアノ)で、速く弾いて。
え?
そういえばピアノで弾くなんて考えてなかった!
言われたらやるしかない。
けれど、思いっきり弾いた後で疲れているのに、小さく速くなど・・・。
出来なかった。
やればやるほど右と左がバラバラになり、指の上下の動きができない。
やり直し決定であった。
ピアノを辞める日が遠のいたということで喜ぶべきだろうか(とほほ)
しかし問題はここからだった。
ハノンで腕と体がおかしくなったせいか、直後のツェルニーは散々だった。
走りすぎて膝が笑うとは言うけれど、力んで弾きすぎたせいか腕が躍る?のだ。
ああ、ダメだ・・・と思いつつ弾いたら、なぜかツェルニーは丸をもらった。
お師匠曰く、前回よりすごくよく弾けてます!と。
速く弾けてないし、途中躓いたのに。
合格の基準がわからない・・・・。
その後のバッハは次までに弾きなれるようにとのこと、ベートーベンはリズムのおかしなところを指摘され、訂正が入った。
そしてレッスン終了。
ハノンのみ気がかりは残ったものの、ほかは普通に練習すればいいかと軽く考えて帰宅した。
けれど。
この56番、いくらやってもできない。
力が入ってしまって軽く弾くことができないし、速く弾くこともできない。
何か解決法はと検索をかけてみるも、トレモロの弾き方は出てくるが56番の音階状の弾き方は出てこない。
お師匠に弾き方を聞けばよかったのだろうか。
でもこれは、弾き方というより、体の使い方であって誰かに聞いたところで答えがわかるものなのか。
ピアノを弾くうえで、脱力がよく言われるけれど。
それを言葉で解説している人はいないし、方法論を正しく提示できる人はどれくらいいるんだろう。
ピアノを弾いたり教えたりするの上であまり重要じゃないんだろうか。
少なくともピアノを専門にしている人たちは、悩んで取り組んで体得しているはずだ。
そういうのは、すごい先生やお教室じゃないと教えてもらえないものなのか。
それとも、ちゃんと教えてもらっていたのに、ぼんやりした子供だったので忘れてしまっているのか。
いやいや、脱力なんて高尚なこと言われるほどにピアノは進んではいなかった。
結局今頃になって問題に直面するたびに、わずかなヒントを頼りに答えを探し回っている状態だ。
あっさりお師匠に聞けば、なんとかなるのか。
聞いただけでできるようになるともおもえない。
56番の弾き方、誰に聞けばいいのやら。
藁をもつかむ思いでみつけたyoutubeで、♩=120で全調連続演奏されているお方を見つけた。
神(涙)
4つの調で腕がへこたれることを思えば、やっぱり弾き方が悪いのだろうな。
誰でも弾けるはずのハノンで挫折するとはと、途方に暮れるぶどうであった。