こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
楽譜のコピーのため朝から出かけました。
隙間時間だったのか、お客さんが来ずゆっくりできました。
サイズの向きを間違えてコピーに失敗したことは、内緒です。
本日このシステムって、のお話です。
師走の初めのピアノレッスンに出かけたぶどうさん。
楽譜とともに、一枚の紙を携えていた。
その紙には、弾きたい曲のリストが書き連ねてあった。
真似しん坊したのである。
白状すると、熱心に取り組んで書いたわけではない。
レッスン前日の夜ルーズリーフに表を作り、思いつくままに並べたものだ。
よく見ると、書くのを忘れてしまった曲があり、穴だらけ(笑)
もうちょっと考えて書いた方がよかったのだが、今やっている曲が突然終わったら困ると気が付き、あわててかいたのだ。
残念ながらバッハもベートーベンもやり直しで、年末まで持ち越しになったのだけど(涙)
その紙に書いたのは、いつか弾きたい曲だ。
レッスンの時、発表会の時、どちらでもいいから、弾きたい曲。
ただし、ぶどうさんのレベルよりずっと上のものばかりで、今の実力にマッチしたものはほぼない。
・・・?何の意味があったのだろう????
レッスンの後、次に何をするのか、発表会は何にするのかという話になり、件のリストをお師匠に見てもらった。
開口一番。
「たくさんあるのねえ。」
え?ええ?えええええ?(ぶどうさんの心の声)
曲集名のものはあるが、全部で26曲くらいしかない。
しかも超メジャーな曲ばかり。
そして、その後黙り込んでしまわれた。
どうやら、次に弾けそうな曲、発表会で行けそうな曲が見つからないようだった。
微妙な空気が流れるレッスン室・・・・。
そこで、今弾いてみたい曲を言ってみたところ。
すでに発表会でその曲を弾きますという人がいたり、学生さんに弾かせようと思っているとのことで、却下。
結局新年からはそのリストの中から優先順位の低い、誰も弾きそうにない曲になった。
でもぶどうさんは、飽きっぽく忍耐力がない。
秋の発表会までその曲を弾き続ける自信がない。
それで、いったん決まったものの、その曲を弾くかどうか悩んでいる。
それにしても。
今弾きたい曲、近いうちに弾きたい曲が発表会に縛られて弾けないってどういうことなんだろう。
同じ曲を弾くことがNGなのだろうとは思うが、なぜだめなのか。
そういえば今年の発表会で、ある曲を弾きたいと思ったが、すでに弾く人が決まっていた。
ぶどうさん以外でもあきらめた人がいて、その方は違う曲を弾き、来年の発表会であきらめた曲を弾くことになっている。
ぶどうさん、丸二年その曲を選べない。
このシステムって、どうなの。
珍しく今弾きたいと思う曲だったのに、待ちがこんなに長いなら、発表会ではなくレッスンのみでやるしかない。
大人のピアノ学習者のあこがれの曲なんて、かぶっている。
早いもの順で曲が決まると、ガッチャンコを避けて優先順位の低い曲を時間をかけて弾くような回り道をさせられる気持ちになる。
子供のころ、余っている曲を与えられたトラウマがよみがえる。
レベルの高い曲は、うんと言われないし。
時間をかけてやってみる?とも言われないのだ。
よっぽど実力がないのだろうが、これは悲しい。
年を取ってピアノが弾けなくなると焦りさえ出てくる。
悪い考えはでてくるもので、発表会がなければ弾く曲の縛りがなくなると気づいた。
そもそも人前で弾くのが嫌なので、でない言いわけに聞こえるが、アラカンでピアノ初級者だと残りの人生で弾ける数は限られるため切実だ。
はあ、発表会、出るのやめたい。
欲張りだが、若く元気なうちにたくさんの曲を経験したいし、弾きたい曲を弾きたいときに学習したい。
発表会と、そのシステムって何のためにあるのか、教える立場にないので全然わからないぶどうであった。