こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
断捨離中に色鉛筆をみつけました。
スタビロ水彩色鉛筆24色入りです。
ずいぶん昔に購入し一時期よく使っていましたが、これから使うかしら?
文房具は日々進化しているので、捨てでしょうかねえ。
昨年ピアノの楽譜書き込み用にクーピーペンシルを買いました。
増やすのは簡単ですが減らすのは難しいですね。
本日ポーカーフェイスのお話です。
10月半ば過ぎてやっと暑さが和らぎ、朝晩秋の気配が色濃くなってきた。
10月だからなのか、秋だからなのか。
巷では展示会や演奏会があちこちで行われている。
それで先日、お師匠から案内された演奏会に行ってきた。
お師匠の活動の一つで、地域のプロと共演する、歌ありピアノあり、ピアノ以外の楽器ありのにぎやかな演奏会だ。
先月はお師匠の教室のピアノの発表会があったが(この時も演奏されている)、今月はご自身の発表会とはなんとエネルギッシュなのだろう。
同じ教室の他の生徒さんはどうされているか知らないが、ぶどうさんは初めて聞きに行った。
毎年開催されているらしいが、隣町の大きなホールは遠いし、週末や夜の発表会だと行きにくい。
今年は土曜のお昼というので、それならと出かけた。
演奏者はいずれも音楽を生業としている方々なので、見ごたえがある。
お師匠も、安定の演奏ぶりだ。
そういえばお師匠が演奏する姿を見るのは初めてではない。
弾きあい会で見るし、教室発表会でもみる。
お師匠の演奏する曲はいろいろで、ジャンルが同じでもない。
でも、いつも同じ顔。
ポーカーフェイス。
すました顔なのに、体全体が楽し気で、涼やかにピアノを弾く。
顔芸なし。(とある音楽評論家の方は違う意味でつかっていらしたが・・)
たまに無茶ぶりを発揮し、度胸のある人だなあと感じたことはあった。
やっぱり、だった(笑)
客観的にお師匠を見たことがなかったから発見が遅れたが、今回ただの観客だったため気が付いた。
これは・・・お手本にしたい!!
小心者で緊張しいで慌て者なので難易度は高いが、目指すはこれなんじゃ??
演奏中はミスタッチしたり暗譜が飛んだり思ったような音が出なかったりするたびに顔に出るぶどうさん。
こんな演奏だと、たとえ演奏がよくても観客は不安になるだろう。
それが、ポーカーフェイスを貫き、体全体から演奏の喜びやたのしさが出ていると、どうだろう。
演奏の安定感は見る人を安心させる。
演奏の中身は練習あるのみなのだが、何事も顔に出さず演奏の楽しさや喜びを体全体から出ていると、見ている人も楽しいはずだ。
曲にイメージや物語を感じ表現することは大事だが、音楽を共有する喜びをもって演奏することを忘れないでいたい。
お師匠に習うことはピアノの技術だけではない。
身近に素晴らしいお手本があるのはラッキーなことで、もっといろいろと気づいて吸収したい。
ということでお師匠を見習い、演奏中は顔芸封印ポーカーフェイスをきめたぶどうであった。