こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
蝉の声が小さくなりました。
夏は終わったんでしょうか???
実りの秋に期待したいです。
本日学びのお話です。
9月初めのレッスンに行ったぶどうさん。
今月は発表会があるため、レッスンはイレギュラーだ。
発表会の後お休み期間があるとかで、レッスンの間隔がかなり空く。
発表会が終わったら気分を変えるためなのか・・・。
ツェルニー、バッハに○をもらった。
ツェルニーは順番通りに行くが、バッハは適当に決められていく。
弾きやすいものから、というお師匠のお情けだ。
おもむろにパラパラパラ~ッと楽譜をめくり、あ、これ好き、弾きやすいかも、のお師匠の言で決定。
譜読みが遅く、準備に時間がかかるぶどうさんとしては、毎回スリリングである。
どんなに時間がかかっても、どうせ全部弾くことになるのだからどれでもいいのだろうが、やっぱり気になる。
家に帰ってから改めて楽譜を見て、どうやって弾けばいいのか聞けばよかったなあと思うことしばしば。
なんとなく推測して、調べて、えっちらおっちら弾いていくことになる。
苦手なプレリュードは、装飾音が多くて弾き方の分からないものが多い。
フーガは毎回声部を分解して、色とりどりの楽譜でレッスンに行く。
簡単なものはやらないが、レッスンが進むにつれ複雑になっているので、やることにしている。
お師匠はこれをよしとはしない。
何も書いてないものの方が弾きやすいでしょ、と言われるのだが、それができるなら何か月も同じ曲は弾いてない(笑)
レッスン中は色とりどりのコピー譜を見ながら弾き、お師匠はぶどうさんのオリジナル楽譜を見ているという構図。
今度は、第一巻の16番を弾くことになった。
プレリュードは3声?仕様で、フーガは4声だ。
これが、全然わからない。
とくにフーガは、どの声部に当たるのかわからない。
コピーをジーッと眺め、色分けしながら、音符を数えて、なんとか声部の地図を塗り終えた。
そうでもしないと、弾けないのだ(涙)
ただ、これをやると、楽譜ってちゃんとできているんだなあと感心する。
帳尻は合うようになっている。
そして、曲はわからないけど、なんとなく同じ形だなあなどの発見がある。
声部をバラバラにして弾く段階では、また違う発見もあるし、面白い。
バッハは弾くのは難しいけれど、弾いていくうちに曲の良さが少しだけ理解できるようになってきて、楽しくなるのが好きだ。
おまけに弾けないので、まるで中毒のように練習を繰り返したくなる・・・。
たぶん発表会の曲の練習よりバッハの練習比重の方が大きい(←オイ)
夜にピアノを練習できなくなったけれど、新しい課題の、平均律の楽譜を見る時間が唯一頭を使う時間となっているぶどうさん。
これが…学びってやつ?!
ピアノは生涯学習といわれるが、その通りかもしれない。
生涯学んで精進しようと思えることを見つけられて、ラッキーだ。
大したことは成し遂げられないだろうけれど、小さな一歩をすすめていけることこそ幸せなのだろう。
そんなわけで。
発表会の練習をしないといけないのに、なぜか新しいバッハの曲に頭を悩ませているぶどうであった。