こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

天候が悪いのと花粉症で毎日家干しです。

 

洗濯物って結構湿度が上がります。

 

加湿器をとめ、洗濯物加湿器稼働中(笑)

 

晴れた日はやっぱり外干ししたいです。

 

 

本日けちんぼだからのお話です。

 

 

終の棲家を探しているぶどうさん。

 

色々と考えた末、地元の工務店に依頼することにした。

 

まだ契約はしていないが、ほぼ決定である。

 

地元の工務店にした理由は、修理に迅速に対応してくれそうだったからだ。

 

不安がないわけではない。

 

知人の中には、地域で手広くやっていたハウスメーカーがなくなったという人がいるからだ。

 

そこはぶどうさんでさえ知っているメーカーで、わりかし大きく、かつちょっと洒落て豪華な家をつくるというイメージだったのでとても驚いた。

 

工務店だと、資金力に乏しいという懸念はある。

 

幸い若い後継ぎがいるので、ぶどうさん夫婦が生きている間続いてくれるんではと期待している。

 

契約はまだしていないけどほぼ本決まりなので、工務店の人が我が家に打ち合わせにやってきた。

 

目的は、手持ち大物の測量(家具やピアノなど)、物量チェック(笑)、家の雰囲気を見るためだ。

 

わざわざ足を運んだ理由は、家具をどうするか問題のようだった。

 

工務店としては、家具の持ち込みよりはクローゼットや作り付けの食器棚をすすめたいようだった。

 

そのほうが、統一感が出るし地震の時も安心だ。

 

また間取りも決定しやすい。

 

しかしどうしても持ち込みたいなら、と測量に来てくださったのだ。

 

そしてタンスをみるなり言葉を失っていた。

 

一言。

 

「大きいですねえ。」

 

食器棚に関しては、

 

「色が合わないし、組み込むのが難しい。」

 

ダイニングセットに関しては

 

「買い替えか造りつけの方がいいかもしれません・・・」

 

という提案だった。

 

思い入れのある家具に対してなんということを言うのだろう。

 

とは、思わなかった。

 

その通りなのだ。

 

ぶどうさんもそう感じている部分は確かにあった。

 

タンスだとクローゼットを作る費用はいらないけれど、これで一部屋つぶれるし、食器棚は、中途半端に組み込まれるよりカップボードを一式置いた方がすっきりする。

 

ダイニングセットは、色が合わないのはもちろんテーブルは傷だらけだし椅子は壊れている。

なにより、夫が座り心地が悪いというのだ。

 

それでもぶどうさんは決め切れていない。

 

工務店の人が帰った後、往生際悪く家具の変身のため問い合わせをしたり、食器棚を改造したりすることを考え続けた。

 

けちんぼなのだ。

 

妄想癖があるくせ、想像力は乏しいらしくどうにもいい案が浮かばない。

 

テーブルセットの変身はプロに任せるとして、食器棚の改造はどう考えても貧乏くさいシロモノしか思いつかない。

 

たとえば食器棚の上部分には足をつけて飾り棚に、下の部分は板をつけて作業台にするとか。

 

・・・・それを新居に置くのか?

 

貧乏くさいだけではないのか。

 

そもそも飾り棚に何を入れ、作業台なんて使うのか。

 

それよりきれいなまま手放して、食器棚として使ってくれる誰かに手渡したほうがいいのかも?

 

亡父が買ってくれたタンスや食器棚、テーブル。

 

それぞれに思い出はある。

 

でも何かを握りしめたまま手に入れることはできないのかも。

 

それに死ぬまで持っていられるものなんて、なんにもないのだ。

 

最期まで必要なのはお金だけで、たくさんの物ではない

 

終の棲家を得るにともなう、手放すタイミングなのかもしれないと、思えないこともない

 

あ、ないが四連発!

 

変身の問い合わせの答えはまだないが、工務店との次の打ち合わせまでは時間がある

 

けちんぼゆえの葛藤は続くぶどうであった。