こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
今朝足下を見たら、靴下にちび穴が。
1時間後には大穴になってました。
修理はお早めに、の教訓でした。
本日できるんじゃないの?のお話です。
ピアノスランプ中のぶどうさん。
スランプの始まりは、ハノンの脱力から。
なんとたった1つに、2ヶ月もかかってしまった。
脱力がマスターできたかは、今もってわかっていない。
言われて2週間で簡単にできるなら、ピアノが上手な方々が何年も悩むはずがないからだ。
どうなっているんでしょう・・。
その間お師匠と、行き違いによるトラブル(迷惑をかけた一方諸々で心理的ストレス半端なし)や、思うように曲が弾けないことでどん底に。
途中弱音を吐いたせいか、お師匠にはあきらめられたのかもしれない。
今年中には曲を仕上げる(予定)になった。
プレッシャーに弱いので、さてどうなることか。
ピアノの発表会後のレッスンから4ヶ月、苦しんだ曲はモーツァルトの幻想曲ニ短調。
楽譜がすかすかだったので、これなら大丈夫かなあと選んだものだ。
発表会後の半年のフリー期間に何曲か弾くつもりだったので、3ヶ月くらいで終えたいと思っていた。
ぶどうさんが完璧に弾けるとは全く思えなかったし、できるところまでの、適当に終わらせたかった(すみません)
ところが、全然弾けない。
それどころか、次回仕上げましょうと言われたレッスンででさえ、テンポが保てないこと(基本中の基本ですが・・・)や細かい間違いを指摘される始末。
本当の意味で適当に終わりそうである。
熟成期間を経て、数年後成長して弾けるようになるといいのだけど。
そのためにも間違いは正し、できないことは質問しておくことにした。
音楽的な言い方が分からないが、この曲は前奏曲的な部分、物語の部分(対話型?)、物語の結果的な、構成になっている。
その物語の部分の、独り語りのあと呼応する部分のフォルテの弾き方がどうしてもできない。
重々しく弾くようにと言われたのでいろいろ試すも、テンポが遅れ気味になりかつ軽々しくなる。
思い切って聞いてみたところ、鍵盤が完全に上がる前に次の音を抑えるようにとのことだった。
やってみると、なるほど、と思ったものの。
その言葉を聞いて、なんだか妙にあきらめが入った。
我が家のピアノはアップライトだ。
グランドと機構が違い、鍵盤が上がり切る前に抑えても鳴らないはずだ。
お師匠宅のグランドではできても、ぶどうさんちではできない芸当なのだ。
アップライトでできないことは、高速連打だけではなかったのである。
なんだかがっかりして、帰宅した。
そういえば以前どなたかのピアノよもやま話の中で、アップライトとグランドの構造の違いによって、正反対の反応をするのでグランドで練習をすすめると書いてあったものがあった。(どなたの記事か失念)
子供の場合グランドピアノで練習する方が上達のスピードが速いというけれど、大人も一緒なのかも。
グランドピアノが欲しいなあと、やけくそな気分になったが、復習を兼ねて自宅でその日練習をすることにした。
すると。
あれ?できるでないの。
一応、ちゃんと音はなる。
なあんだ。がっかりして損した。
とはいえ、ちょっと不安になった。
鍵盤が上がるまで次の音を押さない癖が自分にしみこんでいるのに気が付いた。
トリルだとトタトタになるし、高速連打しているつもりの激遅連打から逃れられないぶどうさん。
指の回りに原因があるのだが、団子を避けるためしっかり鍵盤が上がるのを無意識に待っているのもある。
上がる前に押す。
こんな細かい部分の違いが、使う楽器によって出てくるとは思わなかった。
今回この曲ではアップライトでもできるじゃないの?とは思ったし、ピアノをすぐさま換えられるわけでなし、このままいくしかない。
しかし、人前で披露するような場合借りてでもグランドでの練習が必要と言われるのはこういうところなのかもなと気づいたぶどうであった。