こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
梅雨が明けたので、カーテンを洗うことにしました。
毎日一枚ずつ計画的に進めます。
カーテンがきれいになると気分いいですね。
本日無意識のお話です。
そう決めて、まだらに覚えてレッスンに臨んだぶどうさん。
その決意をどこかで見ていたのか、それとも何かの能力者なのか。
突然、「もう楽譜いらないよね」、という一言で楽譜なしで弾くことになった。
もちろん楽譜がいらないといわれたのは、発表会の曲ではない。
レッスンのはじめに弾く、ハノンの音階のことだ。
毎回ハノンのレッスンとは別に、くじ引きで当てた符号の音階を弾く。
長短の音階に、転回、アルペジオがセットだ。
今のお師匠さんになるまで、音階がそれほど重要だとは知らず、また転回など全く知らず、アルペジオをセットで考えることはなかった。
2年前のレッスン開始からとても苦戦して、やっと一通り弾けるようになった。
でも。
それは楽譜ありき。
実は指使いを全く覚えていないのだ。
楽譜がないと・・・すごく不安。
2年も経ってまだ覚えておらず、いつも楽譜を見ながら弾いていた。
毎回なんとか冷や汗もので通過していたのだが。
レッスンでは楽譜は見れるから大丈夫と、この日もタカをくくっていたのが悪かった。
お師匠さんは、楽譜を見ながらはさすがにどうかと思われたのだろう。
弾いてみると案の定、指が足りなくなった。
指を間違えて弾いたらしい。
でももっと衝撃だったのが!
カデンツが分からなくなってしまったのである。
何度やっても思い出せない。
いつもは、楽譜をガン見しなくてもなんとなく、ふわっと弾けてしまうのに、まったく思い浮かばない。
お師匠さんにこの音と言われても、まるで違和感で、正解が全然わからない。
嫌な汗をたくさんかき、なんとか音階を弾いたが。
いかに自分が、頭を使わず、覚えず、無意識に、なんとなく弾いているのかと愕然とした。
思えば発表会の曲も、いつも楽譜を見ながら無意識に弾いている。
去年の失敗があっておぼえるつもりは毛頭なかったし、発表会の曲以外の普段のひき方でも総じて楽譜の音符をなんとなく指に移して弾いている。
まずい。
発表会の曲を暗譜すべしどころではない。
もっとちゃんと考えて弾かないと!
自身の重大な問題にやっと気が付いた。
なんにせよ音階はレッスンでずっと続いていく。
とにかく覚えよう、覚えなきゃ、頭と体に染みつくまで。
体に染みついて初めて無意識にでも弾けたということなのだから。
今まで無意識の意味をずいぶんと間違っていたなあと、レッスンでの躓きでようやく気付いたぶどうであった。