こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
6月も終わりです。
水無月を食べて元気にお過ごしください。
本日山椒のお話です。
週末にお買い物に行ったぶどうさん。
いつもの産直には、山椒の実が出ている。
買うか・・買わないか。
いつも迷うのだが、今年は絶対に買おうと思っていた。
迷う理由は、山椒の佃煮を作ったものの食べずに冷凍庫で持て余してしまった過去があるから。
だが捨てるのは惜しい。
作るのが結構面倒だったし、いい醤油を使ったのでもったいない。
結局ぬか漬けに適宜ぶち込んで、やっとこさ消費した。
それ以来山椒を見ると、毎回どうするかなーと考え、パスしてきた。
今年はその山椒を待っていた。
佃煮には懲りたが、山椒そのものが欲しかったのである。
その用途というのが、うなぎ用。
ぶどうさんちは、うなぎのかば焼きが大好きだ。
うなぎを捌くことはもちろんできないので、かば焼きはパック入りを買う。
かば焼きはフライパンで焼き直し、酒で煮て、みりんと醤油と付属のたれで味をつける。
それを丼にするのだ。
錦糸卵があれば最高である。
そして食べるときに欠かせないのが、山椒の粉。
パックだと付属しているけれど、あれでは足りない。
一時期は粉で買っていたが、ある日スーパーですごい商品を見つけた。
SB食品のミル付き山椒の実という商品だ。
実をゴリゴリ挽いて、新鮮な味と香りを楽しむもののようだ。
ほんの小さな瓶なので、中身は少ない。
しかし隣には、ちゃんと詰め替え用の山椒の実が置いてあった。
素晴らしい。
好きなだけ挽きたての山椒をかけられるではないか。
嬉しくなって、とりあえず瓶を購入することにした。
うなぎを頻繁に食べると言うわけではないので、小さな瓶は意外にもった。
その間、ちゃんとスーパーの売り場には詰め替え用があった。
・・・・はずだったのに。
いつの間にかなくなっているではないか。
ああ、ジンクス発動。
いつか復活するかも?と淡い期待を抱いて待ったが、その間に我が家の瓶入り山椒の中身はなくなってしまった。
そのスーパーでは、売れない商品だったのだろう。
復活することはなかった。
仕方がないのでよそで詰め替え用を探すが、1年経っても見つけることはできなかった。
かくなるうえは、においと味が似ている花椒でもぶち込もうかと考えたが、いや待てよ。
毎年この時期に産直にお目見えする山椒の実を乾燥させればいいのでは?と気が付いたのだ。
待ちに待っていたはずの山椒を、いざ買って家へ持って帰ったものの。
なんだか毎日忙しい。
そんなこんなで軽く2週間が経過。
冷蔵庫の中で干物になっているんでは(それでもいいかも?)と恐る恐る取り出してみたところ、山椒は元気に緑色だった。
ホッ。
計画的に買った割には、どうやって乾燥させるかなんてなんの戦略もない。
枝についた山椒をむしり取り、途中で面倒になって適当に枝をつけたまま洗って茹でた。
そのあとちょっとだけレンジに掛けたものの、乾燥する雰囲気はない。
オーブンで焼こうか・・・。エセフリーズドライを試みようか・・。
こんなときフードドライヤーみたいなものが欲しいかも。
梅雨のじめじめした中、乾燥山椒を作ろうなんて頭が少々おかしい(笑)
とにかく、自分で余計なことをしたとは言え、なにか気になることを片付けたんだから良しとしよう。
さて、7月の土用の丑の日に乾燥山椒ができているのか。
おいしくうなぎが食べられますように。