こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

今朝醤油こうじを仕込みました。

 

何かと便利な調味料です。

 

出来上がりが楽しみです。

 

 

本日速いテンポのお話です。

 

 

興味のあることには暴走気味のぶどうさん。

 

こざっぱで、ちょっぴりせっかちかな?というところがあるけれど。

 

実はわりかしのんびり屋だ。

 

いい意味でせっかちとのんびりが同居した、バランスのいい人間だ。

 

・・・と、思いたい。

 

のんびり屋で、しかし困ったことがある。

 

ピアノのテンポが上がらないのだ。

 

ゆっくりにしか弾けないと言ってもいい。

 

これは昔からで、妙齢の50台でピアノを再再開したからではない。

 

いつも、なんだか、ゆっくり。

 

指定テンポで弾いたことはない、というか弾けない。

 

だから自分から速い曲を弾こうとは思わなかった。

 

発表会で選ぶのはゆっくり目の曲。(だから去年の発表会の選曲は失敗したのか)

 

それで正解だとは思うが、レッスンではそういった曲ばかりではない。

 

むしろ練習曲は速い曲の方が多い。

 

毎回指定速度に達することができないまま、まあ弾けてますねって感じで次の曲に進んでいる。

 

特にツェルニーは、楽譜にとんでもない速さの指定がある。

 

もっとも、その速度で弾く必要はないらしい。

 

理由は昔のピアノと今のピアノの鍵盤の違いらしいが・・・。

 

それでも9割、できなければ7~8割の速度では弾いた方がいいらしい。

 

いやいや、それでもすごく早いですよ?

 

まあでもいいや、出来ないんだしとタカをくくっていたぶどうさん。

 

ツェルニー先生の指定速度なんていつもガン無視を決め込んでレッスンに通っていた。

 

ところがある日のレッスンで、バッバ先生の平均律を弾いたとき。

 

「ゆっくり弾いてもとても素敵だなあけど、もっとテンポ上げようか。」

 

お師匠さんが褒めつつ、やんわりとダメ出しをした。

 

弾いていたのは5番のプレリュード。

 

この曲は、速いことは知っていた。

 

しかし、到底できそうな芸当ではないと言うのもまた、認識していた。

 

テンポを上げるってどれくらいかと、聞いてみたら、どうやらほぼ倍だと・・・。

 

一応速めに弾いてみたが、一小節も弾けなかった。

 

弾けるどころか、腕と指が混乱してこわばった。

 

ゆっくりだと弾けるのに、テンポを上げると弾けないとは。

 

これ如何に?

 

ずっと前に、ピアノを弾く場合人によってテンポがあり、それは心臓の速さに関係していると聞いたことがある。

 

ぶどうさんの心臓の速さは、多分遅めだ。

 

健康診断で聴診器を数度当てられ、お医者さんから首をかしげられたことがある。

 

なんでも遅かったらしい。

 

だから速いテンポが弾けないのかと納得したことはあったが、それは単なるいい訳でしかない。

 

これからいろんな曲を弾くとすれば。

 

ゆっくりの曲だけでなく速いテンポの曲を弾けた方が楽しいだろう。

 

そもそもなぜ速い曲を弾けないのか考えたら、いくつか原因があった。

 

身体的な面:指の問題、体の使い方

 

脳内処理の面:曲(展開)を覚えていない

 

ピアノを速く弾くというと身体的な面が大事そうだが、ぶどうさんの場合脳内処理の方に問題がありそうだ。

 

脳内処理が間に合ってないために、適切に体に指示が行っていないために弾けてない部分があると思う。

 

脳ものんびり屋だったらしい。

 

あ、脳がのんびり屋だからのんびりしているのか。

 

となると、速く弾くためにはどうしたらいいのか。

 

素人ながら考えてみたところ、①曲を覚えること、②繰り返し弾いて頭と体に覚えこませることがテンポを上げるコツなのかな?と思った。

 

そもそもが速く弾こうなんて夢にも思ってなかったというのも、悪かった。

 

これからは、速く弾くということを意識的に訓練しようと思う。

 

当面の目標は、指定速度の7割で弾けるようにすること。

 

7割なんて亀の歩みだが、速く弾く訓練を積み重ねないと速く弾けるようにはならないだろう。

 

ピアノを再再開して2年経つ前に、やっと人並みに弾けるようになろうという志を抱いたぶどうであった。

 

 

ああ、やっぱりのんびり屋?