こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
サボテンの花のつぼみができています。
この春3度目の花が咲きそうです。
サボテンの花はとても美しいですよ。
今の時期、どこかにサボテンがあったら、観察してみてくださいね。
本日家具とピアノについてです。
食卓の椅子をぶっ壊してしまったぶどうさん。
まさかこんな日がくるとは思わなかった。
椅子って永遠に使えるものではなかったようだ。
壊した椅子は、座面が全部木でできている。
一枚ものではなく貼り合わせたもので、壊れた原因は接着剝がれによるものだった。
30年近く経つと、接着剤がはがれてしまうのだろうか。
ぶどうさんが永遠に使えると錯覚した理由は、壊れる原因がないと思っていたから。
大抵の椅子は座面が布張りである。
布が劣化して張替するというのは聞いたことがあるが、座面が木ならその心配はないと勝手に思っていたのだ。
座面が木でも、永遠には使えないということか。
接着剝がれであれば、壊れた椅子の他の部分や、のこりの2脚の椅子も同じように年数が経っているのでいつか壊れるだろう。
そう気が付いた。
もしこの先も使いたいなら、壊れていないのに一緒に修理に出したほうが賢明かもしれない。
父が買ってくれたものだから、思い入れはある。
そして、ダイニングテーブルセットとして置いている雰囲気はいい。
ぶどうさん好みの、和風モダン?っぽい。
普通なら修理を選択するだろう。
でも思いとどまらせることがあった。
一つは、その椅子は思いの外座面が小さいのである。
ゆったり座るという感じにはならない。
食事の間はいいけれど、長い時間座るにはいい椅子とは思えない。
もう一つは、色だ。
色が濃い目の茶色なのである。
ぶどうさんが結婚した当時は濃い色の家具が流行っていたのか、田舎の家具屋で購入したためか、食器棚、テーブルセット、婚礼タンス、こたつ等すべて濃い色を買った。
しかし数年後から現在まで、家具の色は濃い目よりは薄い色が好まれているようで、濃い色の家具はあまり見ない。
濃い色は民芸調とか、そういうのばかりだ。
また、今どきの普通な賃貸やマンションは白っぽい壁紙やキッチンなため、濃い色の家具だと浮いてしまう。
ぶどうさんちも、家の中は白いキッチンで建具類は薄い茶色なので、それと合わない濃い色の食器棚やテーブルセットは変な感じだ。
茶色が合わずにゴチャゴチャしすぎている。
違和感あるわ~と思う現在の家だが、終の棲家がみつかれば出ていくので仕方がないと割り切れる。
問題は、終の棲家だ。
平屋を建てるとしたら、採光の関係で家の中は暗くなりがちだ。
濃い色の建具を選ぶことはないだろう。
また、木を使った家にしたいのだが、そういう家は薄めの茶色がメインになる。
濃い色の家具は、どうなの?
そう思うと、今持っている家具をどうするか、悩ましい。
少なくとも、ダイニングテーブルセットは、今のものではちぐはぐになる。
大抵の人は新居に移る際家具を手放すのだろうか。
そして新しいものを購入する?
新しいものだと確実に30年は持つだろう。
終の棲家に住んでいる間使えればいいのだし。
それが一番簡単か。
ただ、今回椅子が壊れたことで、もう一つ違う考えが出てきた。
終の棲家に移る前に製造メーカーに送って全部やり直ししてもらい、塗装を剥いで色を変えてもらえるといいかも?と。
そこまですると一体いくらかかるのか、ちょっと怖い気がするけれど。
だからこそ、今回すぐに修理をすることを見送ったのだ。
新品購入と、古いものをリニューアルしてまた気持ちよく使えるようにすること。
どっちを選ぶか、お値段次第か。
今回の件で家具もピアノ同様日用品であり一生ものではないと知った。
どちらも100年は使えるなんてメーカーは言っているけど、そうするには適切なメンテナンスが必要で、それでも壊れて大規模修理が必要な時がくる。
買う時は高価でも、古いものは二束三文、大抵はただのごみにしかならないのは残念だ。
唯一の解決手段はお金だけ、か。
お金と場所を食う代物だなあ。
家具は無駄だから最低限のものに抑え、あまり家に取り入れるべきではないということだろうか。
家具との付き合いって、どうしたらいいのだろう?と悩むぶどうであった。