こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
午前中お買い物に出かけたところ、道路が凍っていました。
危うくすってんころりん(古っ)するところでした。
夕方から気温が下がります。
みなさま足元にお気を付けくださいませ。
本日くさってもたい(腐っても鯛)のおはなしです。
1年ぶりにピアノの調律をしてもらったぶどうさん。
気になるところはなかったので、普通に終わると思いきや、予想外の展開にすっかり意気消沈してしまった。
素人には大したことのないと思われた、中音域のビリビリ音。
それがピアノの深刻な状態を暗示しているとは、思いもよらなかった。
何らかの形の修理は必要なようだ。
修理をするなら結構大掛かりになりそうで、ピアノは持ち帰っての修理になる可能性が高いとか。
担当の調律師さんは、オーバーホールには否定的だ。
オーバーホールするくらいなら、新品に買い替えたほうがいいと仰った。
理由は、依頼する方はオーバーホールに幻想を見過ぎているから、と。
オーバーホールしたら古いピアノがよみがえるとか、いい音を出すとか期待されてだされるが、実際お手元に戻したら、必ずしもそうではないケースもあると。
時間もお金もかかったのに、がっかりされるらしい。
一方下取りした古いピアノをオーバーホールして、新しいお客様が購入する際は、問題にならないらしい。
そのピアノの音を気に入って、現状を知ってご購入されるのだからマイナス面はあまりないと。
もしぶどうさんが、このアップライトピアノをオーバーホールすると言うなら勧めなかったが、しかしここまでになるとやってもいいのかもとも仰っていた。
小さな修理はいいけれど、大きな修理となると調律師さんの工房ではできないらしい。
他県の工房に送るとか。
修理が小さくても大きくても、ピアノ持ち出しになるなら、その間ピアノの練習はできない。
替わりのピアノが必要だ。
とはいえ、何度もピアノの搬送をするのは家の構造上面倒この上ない。
集合住宅であること、間取りが大物家具搬入に非常に都合が悪いため現実的ではない。
ああもう、この際、新しいピアノを買ってしまおうかと思えてくる。
新しい、といっても、中古の小さいグランドピアノ。
オーバーホールする代金にプラスするくらいのお値段の、中古のピアノ。
どんなに思い入れがあっても、アップライトはアップライトでしかない。
アップライトはグランドピアノとは違うと思う出来事があり、へたくそ程まともな楽器を使うほうがいいのではと思うようになった。
中古でも古くてもグランドピアノはグランドピアノ。アップライトとは別物だ。
まさに腐っても鯛。
憧れのメーカーのピアノが欲しかったけれど、終の棲家を手に入れるのがいつになるかわからない。
焦って変な家を買うより損害は少ないので、古めの、国産の、お安めのグランドピアノを探してみようと考え始めた。
状態のいいものがみつかるといいのだが。
ぶどうさんのアップライトピアノ、そのままだったら、しばらくしてダメになるかも?
その思いが変な方向に動き出してしまったが、人はだれしも明日をもしれぬ身なのだ。
いつか買おうのグランドピアノも終の棲家も、引き延ばすだけでかなえようとしなければかなわない。
小さな夢をひとつずづ叶えながら、大きな夢につなげよう。
人生豊かに楽しく生きていっていいのだ。
腐ってなくて、立派な鯛がみつかるよう、抜かりなく神頼みをするぶどうであった。