こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
今朝つがいのメジロを見ました。
蝋梅の香りに誘われたのか、可愛い声で鳴いていました。
春はもうそこですね。
寒の戻りはありますが、元気に参りましょう。
本日春は大忙しのお話です。
先週の夕暮れ時。
珍しく家電(いえでん)が鳴った。
母の施設からでさえスマホに着信するので、家電は珍しい。
家電に出るときには、つい緊張してしまう。
このご時世、家電のある家って、老人宅しかない。
もしかして…オレオレ詐欺かも????なんて、ありもしない不安がよぎる。
あ、息子いないから大丈夫か。
電話に出ると、秋ごろ見学した地元工務店からのお誘いであった。
週末に見学会をするので、ご覧になりませんかと。
あまりに急であったが、都合のいい時間が空いていたので予約することにした。
春は移動の時期ではあるが、不動産の動きが活発になるのだろうか。
不動産の広告が増え、年明けからハウスメーカー各社の広告攻勢がすごい。
いろんなメーカーがこぞって見学会の案内をしているのも気にかかる。
他にも声がけいただいていたメーカーがあったので、先週からいくつか見に行こうかと言ってていたところだ。
あいにくこのご時世では突然ふらりと見学会に行くことはできない。
行こうと思って予約を入れようとするも、都合の悪い時間しか空いていないことも。
見学会はお施主さんのご厚意で行われるため、場所が離れている場合が多く、行き来の時間を考えて断念することもある。
先週見に行きたい物件はあったが都合が合わず断ったばかり。
もっと早く予約を入れないといけないと反省した。
そんななかの、まったく思いもかけない方向からのお誘いであった。
声がけしてくださった工務店は、以前一度おうち見学させていただいたご縁があった。
担当者とオーナー様の関係が素敵で、いい家を作り上げられたのだなあと感心した。
悪い印象は全くないのだが、一方で、ちょっと気になる点はあった。
まず、土地探しをしないこと、もう一つが、空調システムに関して納得していないことである。
土地探しに難航しているため、これはかなり困る。
また、空調システムに関しては、今どきはメーカー独自路線が色々あって、コストと実用性のバランスが取れるものがどれなのか分からないし、その工務店が対応できるのかわからないからだ。
それでも見に行こうとなったのは、なぜか夫が乗り気だったから。
物々しい雰囲気の見学会なのかどうかはわからなかったが、とりあえず指定時間に出かけた。
工務店から当日の見学場所の詳しい案内はなく、
工務店)以前案内したとき見ましたよね?
ぶどう)あああそこですっけ?
みたいなノリで現地集合とあいなった。
地元の人間でないぶどうさん、よく覚えていたものだと自分にすっかり感心した。
見学会は、ノリの雰囲気通り、小規模な予約制のものであり、和やかに行われた。
驚いたのが、オーナー様の出迎えであった。
もう、大歓迎状態?
私の大好きなオウチを見てください。そしてあなたたちも素敵なオウチを見つけてくださいね。
というものであった。
以前の見学会同様、このかたも家に満足されているのである。
なんだか、素敵だなあと思った。
そして、土地探しのことや、家を建てるまでのこと、家での過ごし方など、笑顔でいろいろとお話しくださった。
年齢にしてぶどうさんたちより少し上の方であろうか。
元気いっぱい、笑顔いっぱいのその方は、家を持つまでに悲しいこともあったようだった。
最後に
良い土地に巡り合ってよい家がみつかるといいですね、きっと見つかりますよ
と応援までしてくださった。
見学会は1時間をとっくにオーバーし、感謝するとともに長居して申し訳ないと謝りながらお暇した。
帰路の車の中でやっと二人になって、夫と率直な感想を話し合った。
夫は、いい家なんだろうねと。
ぶどうさんは、家って人を応援するものなのかもねと。
2人の一致した意見は、良い家は人生を後押しするものかもしれないということ。
土地探し家探しは重要だからこそ難しいものなのかもしれない。
エネルギーを使うのは当然だったのだ。
停滞気味だった、終の棲家探し。
これをきっかけにめげずに根気よく土地探し、まずはハウスメーカー探しをしようと決めた。
土地はタイミングがあるので、妥協せずどっしり構えよう。
良い土地、良い家、良い隣人。
三拍子そろってみつかるように準備しようと決めたぶどうであった。
明るい兆しが見えるといいな。
工務店の方々、オーナー様ありがとうございました。