こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
夜が明けきらない時間に空を見上げたら、絵本のようなオレンジ色の月が浮かんでいました。
知らないだけで、月はいろんな表情を見せているのですね。
さあ週末です。
久しぶりの通勤で疲れた体を癒してくださいね。
本日おでんのお話です。
師走にはいってからずっと、おでんにしよう!と言い続けていた夫を無視していたぶどうさん。
意地悪で無視していたわけではない。
濃い口醤油がなかったからだ(笑)
例によって薄口しょうゆはヒガシマルを買い足していた。(←11月末の話)
ヒガシマルの薄口しょうゆはなかなか優秀で、ちょっぴりで味がピシッと決まる。
お浸しや胡麻和えには麺つゆを使うのだが、年末まで麺つゆを開封したくなかったので、ヒガシマルちょっぴりで代用してみた。
これがまあ、わりかしいい。
もう濃い口しょうゆをわざわざ買う必要はないのではないか。
買うとしても小瓶でいいかも、などと思っていた。
だましだましの料理で、濃い口しょうゆを買う機会を逸したまま…年末を迎えてしまった。
お醤油の通販の受付が年内終了日をすぎ、濃い口しょうゆのない正月を迎える覚悟をした翌日。
ひょんなことから、以前住んでいた町に用事で出かけることになった。
長く住んだ町なので、慣れた店がある。
その店には通常の品物のほかに地域の特産品調味料が並んでいて、お味噌や醤油、おだしなどのお気に入りがある。
近所の系列店にはない商品が、一挙に手に入る機会。
まさに千載一遇のチャンス到来である。(大げさ)
ただちょっとだけ心配なのが「ぶどうさんの愛用品はひっそりとなくなる」ジンクスだ。
あまり人気のない商品ばかり好むようで、知らないうちに棚から消えていることが多い。
いの一番に用事を済ませ、特産品コーナーに向かうと、隅っこに埃をかぶったかのような状態で醤油がたたずんでいた。
まだ取り扱っていたようだ。
そして、誰かが買った模様。
年末だからか1升瓶のところには値札しかなく、5合瓶が2本だけあった。
1升瓶はさすがにいらないので、5合を1本買った。
触った手がちょっと埃っぽい。
あまり動いていないらしい。やっぱり。
諦めていたのに、思いがけず手に入った濃い口しょうゆ。
よくよく見ると、大豆は外国産の丸大豆を使っている。
しらなかった。
良さげな風貌とお値段に、国産大豆とばかり思っていた。
そのお店に行けなくなってからは違うメーカーの、国産大豆のものを選んでいた。
お値段がほぼ同じだったので今まで国産大豆と疑わなかったのだ。
よく表示を見ていなかったのだろう。
とはいえ通販ではなくお店で、必要な時に手に入るというのはありがたい。
手に入ったからには5合もあるのだもの、ジャンジャン使いたい。
そして、夫熱望のおでんが、年末ぎりぎりになって登場となった。
ぶどうさんちのおでんは、というと。
西の国のおでんはの標準というものをぶどうさんは知らない。
家でしか食べたことがないからだ。
薄いと食欲がわかないし、濃すぎても同じ。
実家のおでんのだしの色は濃くもなく薄くもなかった。
その味の再現なだけである。
薄口しょうゆだけでは味が決まらないので濃い口しょうゆを足す、そんな感じ。
いい塩梅の味と色になった。
驚いたのが、味の変わりようだ。
その濃い口しょうゆ、やっぱりおいしかった(笑)
そして薄口しょうゆだけでは、味付けは寂しくなると実感した。
そのおでん。
30日に作って元日まで食べ続けた。
おせちは・・・。買っていないし、作りもしなかった!!
お酒をちびちび飲みながら、おでんで年明け乾杯!である。
手間いらずで、お酒も飲めて、最高な年明けになった(のか?)。
味をしめた、怠け者のぶどうさん。
来年も、おせちはなしの、年末おでんでやり過ごそうと決めた。
子供も孫もいない家だからできること、かも。
家でのんびりお酒を飲みながらおでんをつまむ寝正月。
これも幸せの形だよねと、穏やかな正月に感謝するぶどうであった。