堂々巡り | たをやかなるみち

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こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

お買い得品のコーヒーを買おうとしたら。

 

以前より三割も中身が減って同じ値段でした・・。

 

なんでも値上げですねえ。

 

飲む量も3割減らせば問題なし?

 

 

本日、堂々巡りのお話です。

 

 

毎日コツコツピアノの練習をしているぶどうさん。

 

上達しているかどうかは別として、我ながら感心である。

 

子供の頃にこういう態度だったら、きっと10倍くらいうまくなっていたに違いない。

 

ピアノの練習をするのは、午後からと夜の、二部制である。

 

午前中からやればいいものを、ダラダラしていてついお昼過ぎてしまう。

 

また3時以降は別の用事を済ませねばならないので、使える時間は1時間もない。

 

夜は夜で、すべての家事や作業が終わった後で、1時間あるかないか。

 

集合住宅住まいなので、朝であれ夜であれ時間を問わず消音装置を使って練習している。

 

以前はちょっとだけ生ピアノを弾いていたが、音が響いてしまうため今は遠慮してやめている。

 

消音装置を使ったら問題解決、万々歳かというと、そうでもない。

 

打鍵音がうるさいのだ。


ハノンやツェルニーでもちょっとうるさいなあと思うのだが、とくに発表会で弾いた「飛翔」や、今弾いている「気まぐれ」は、夫に言わせれば「激しい」らしい。

 

よって折角の消音装置付きなのに、夜遅くまで弾くことはできない。

 

今使っているアップライトは古くて小さいけれど手放そうとは思っていない。

 

いつか終の棲家を手に入れたらグランドピアノを買おうと思っている。

 

その時でも、持っていようと思う。調律代はかかるけど。

 

将来手元に残すであろうピアノは、このピアノになるだろうから。

 

解決策を考えてはみたが、あまりいい方法がみつからない。

 

一番いい方法としては、ネットで検索して興味を持っているナイトーンをつけること。

 

けれども取り付けてくれる人が西の国にはいない。


技術者を派遣してもらうか、ピアノを送るか、しないといけない。

 

どちらにせよ古い消音装置がついているので、取り外す作業が余計にかかる。

 

おまけにピアノが古すぎる。50年弱のご老体なのだ。

 

この先ずっと持つなら、いっそのこと交換できるものは交換したほうがいいかもしれない。

 

そんなことを思うと、お世話になっている地元の調律師さんではなく、ナイトーンをつけられる業者にピアノを送って、オーバーホール並みのリフレッシュをしてもらったほうがいいのではないかと思うようになった。

 

いくらかかるのかわからないけれど。

 

しかし。

 

そうなると、ピアノが練習できなくなる。

 

リフレッシュならまだしも、オーバーホールとなると、2カ月はかかるだろう。

 

その間、ピアノをレンタルする?と思い立ち調べてみたら、数ヶ月単位の短期だと結構割高のようだ。

 

また調律師さんのお店のHPを見てみたら、電子ピアノで運賃込みの1カ月25000円。

 

だとすると。2カ月5万円。3カ月・・・。

 

これなら安い10万円~の電子ピアノを買って、いらなくなったら中古で売った方がいいのかもしれない。

 

(調律師さんの工房でオーバーホールせずレンタルだけをしにくいのもある)

 

そこで今度は電子ピアノを調べるも、安いものよりせめてこれくらいは・・・・というご意見に心揺れてしまう。

 

20年以上前に買ったクラビノーバで知識が止まっていたぶどうさん。

 

知らないうちに電子ピアノの種類はとても増えていて、お値段はお安いが以前よりよいもので、かつ選択の幅が広くなっていた。

 

残念ながらベーシックだけれどそこそこいいものは、やっぱりお値段がすると判明。

 

備忘録として書いておくが、ヤマハのCLP745で23万円くらい。

 

カワイのCA59も23万円超

 

カシオのGP310で32万超

 

それより上位機種のほうがおすすめのようだが、一時的ならこれくらいまでだ。

 

そして、一時的なら、ヤマハかカワイのお値段にするかな。

 

そんなことを考え始めていたが、ちょっと待て!とどこからか声が聞こえてきた。

 

(どこ?)

 

それならレンタルピアノのほうが安く済むのだ。

 

2カ月5万円は痛いけど。

 

レンタルピアノと電子ピアノの差額分で、リフレッシュなりオーバーホールの部品や作業代に回せる。

 

ここはやっぱり、レンタルピアノか?

 

ぶどうさんの妄想は暴走し続けていたが、はて、そもそもナイトーンの業者に問いあわせたわけではないし、メリットデメリットもわからない。

 

それに、夜にそのアップライトピアノが弾けるのか・・・もわからない。

 

もし弾けないなら。

 

昼間に生のピアノは弾けるようになるとして、夜はだめなら、電子ピアノが必要になる。

 

うーん。

 

長く使うなら、もう少し上位機種がいいに決まっている。

 

上位機種となるとヤマハもカワイも40万円超。カシオと変わらない。

 

おまけに家電だからそんなには持たないだろう。

 

40万といえば。

 

たぶんオーバーホールのお値段くらいだよね??


話が堂々巡りになってきた。

 

ピアノの問題解決のためにいったいいくら出すことになるのだろう。

 

こうなってくると、グランドピアノ資金が乏しくなるだけの話なので先延ばしでいいか???

 

あ、結局はお金の話に尽きるのか。

 

堂々巡りの輪っかを切ることができるのは、刃物ではなく知恵でもなくお金だ。

 

お財布と相談して、調律師さんと業者とも相談してお金で解決!が早道かも。

 

このミッション、けちんぼのぶどうさんとっては、なかなかのハードルである。

 

超えられるだろうか。

 

人生の時間は限られている。

 

グルグルとしたループからさっさと抜け出して、軽やかに行きたいものである。

 

それにしても、いつになくお金の威力と実力を見せつけられたぶどうであった。