こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
11月にはいり、お天気が続きますね。
暖かい内にちょこちょこと家のお掃除をすすめようと思います。
穏やかな時期ですね。
心豊かにお過ごしください。
本日選曲ミス?のお話です。
秋の恒例ピアノ弾きあい会に参加したぶどうさん。
この会は西の一地方で行われている小さなもので、毎回蓋を開けてみなければわからない。
ほとんどがリピーターさんなのだが、初参加だったりお久しぶりな方もいらっしゃる。
たまに遠くからゲストさんがいらっしゃることもあるようだ。
そんなわけで、どんな人がくるのかとちょっとドキドキしながら会場へ向かった。
芸術の秋のせいか?理由は定かでないが、当日の参加者、および聴衆は予想より多かった。
参加者は演者でもあるので気にならないが、聴衆が多いというので余計な緊張が走る。
もっとも、ぶどうさんの演奏を聞きに来たわけではないので、関係ないのだけれど。
弾きあい会はスムーズに進み、和気あいあいとして終了した。
ヤレヤレである。
え?それで報告終わりって?
そうしたいところである。
ぶどうさんの演奏はというと、相変わらずの止まったり弾き直したりのオンパレードで成功とは程遠かった。
なんとか人前で弾けただけでも前進と考えよう!
まずもって人がいるところでピアノを弾くことができない。夫でもダメ。
今回は場の力を借りたことと、楽譜を見て弾くと割り切っていたため、たどたどしくも弾ききることができた。
成長成長。
それに、実はまだ仕上がっていない曲を持って行ったのでうまく弾けるわけがない。
そういった開き直りがあったので、緊張で止まったり、いつもは間違わないところで躓いたりしたけれどよしとしよう。
弾く前は「なぜにエントリーしてしまったのか」と否定的な気分が支配的なのに、本番を終えると今度はちゃんと仕上げてもう一度弾きたいかも・・・と思う不思議さ。
失敗しても、堪えてないってことだろうか。
とりあえず、9月の教室発表会で大失敗した後の弾きあい会で、なんとか弾ききったことは小さな前進となった。
どんな前進か、というと、「人前でシューマンの曲を弾くと失敗する」というジンクスを作らないようにするための挑戦にちょっとだけ打ち勝ったことである。
今回も失敗は失敗なのだが、人前でシューマンを二度と弾きたくないとなりたくないからあえてシューマンを選んだのだ。
それには役立ったと思う。
ところで、大失敗した「飛翔」の次に弾いたのは、「きまぐれ」。
ユーモアをもって、と楽譜に書いてあるように面白い曲だ。
そして、幻想小曲集の中では、明るい分類の方の曲だ。
お師匠さんによると、この順番で弾く人が結構いるらしい。
こういう曲を選ぶ性格の人が、このパターンで弾くってことかもしれない。
この曲が弾けて良かったな、と思う一方でどうやらぶどうさんは選曲ミスを犯しているのかもということに気が付いた。
話は弾きあい会での、中休憩のときのこと。
その会には同じ教室の仲間も数名参加している。
そこで次の発表会の曲に話が及んだ。
早い人はもう次の発表会の曲を決めているという。
でもぶどうさんは、弾きたい曲はあるが難しいので、曲の難易度を下げる方向で考えていて、まだ決められない。
どうするか迷っていると話すと、とある方からあるご指摘があった。
そもそも自分は、飛翔だとか気まぐれだとかそういうのは選ばない。
同じ曲集で選ぶとしたら、夕べにとかにするよ、と。
うまく弾けないといってもその手の曲が好きなのだから仕方ないのでは、とも。
なるほど。
確かに、一理ある。
速くて忙しい曲だったり、和音飛び飛び地獄だったりする曲よりは、しっとりと歌うう曲を弾くのがいいのかもしれない。
つまりは、選曲ミスってことだよね?
難しい曲を弾くよりは、まずは人前で弾けるようになるために、ゆっくりと落ち着いて表現する曲を弾くほうがいいのか。
表現ができるかどうかという話は別だけど・・・。
となると、好きで弾いてみたい曲はレッスンでバリバリやって、時間を経てレベルが上がってからそれを人前で弾く方がいいのかな。
レッスン再開して1年で、手持ちのレパートリーはないし弾ける曲数は片手分だ。
それらを弾くときは結構アップアップしている。
その状態で弾きあい会にでるよりは、もう少しレベルを下げてきちんと弾ける曲を持っていく方がいいのかもしれない。
仲間に貴重なアドバイスを頂き、人前で弾くときの選曲を考え直すぶどうであった。