テンポを保つ | たをやかなるみち

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こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

寒いと言いつつ、室内では裸足で過ごしています。

 

集合住宅は暖かいことだけは利点です。

 

そろそろ靴下を履かないと?

 

風邪を召されませんよう、お元気にお過ごしください。

 

本日「テンポを保つ」のお話です。

 

 

 

10月2回目のピアノのレッスンに行ったぶどうさん。

 

この日は気合十分で臨んでいた。

 

なんとしても、曲を仕上げまで持っていきたかったからだ。

 

結果は‥惨敗。

 

ハノンが進んだだけに終わった。

 

ああ・・・・・。

 

実は来月弾きあい会がある。

 

弾きあい会は、緊急事態にはやむなく中止になったが、だいたい3ヶ月ごと年4回開催されている。

 

西の国のピアノ好きな方々が集い思い思いの曲を弾くこの会は、参加者数はさほど多くはないが、息長く続いている。

 

ぶどうさんは今年から参加で、次が3回目だ。

 

過去2回のプログラムから推察するに、みなさん3カ月ごとに新曲を持ってこられるようだ。

 

3カ月ごとに、新曲!

 

純粋にすごいなあと、感心してしまう。

 

ぶどうさんは9月に発表会が終わってようやく2カ月。

 

この間に新しい曲を練習開始して、あわよくば間に合うか???とおもったのだが。

 

10月の最後のレッスンでは仕上がらなかった。

 

さて、弾きあい会ではどうしよう?と非常に困ることになった。

 

弾けそうな手持ちの曲が、ない。

 

素直に大失態をおかした発表会の曲のリベンジを。。とも思うが、しばらくあの曲は弾きたくない。

 

もう少しレベルが上がってまた弾きたいと思うまで、封印することにした。

 

練習したあの時間がもったいないが、シューマンのトラウマになっては嫌なので、しばらくサヨナラである。

 

仕方がないのでエントリー前に恐る恐るお師匠さんに相談したところ。

 

今練習している曲でいいんじゃない?とお許しが出た。

 

この弾きあい会は、もちろん仕上げて行くのが一番だけど、ピアノを楽しみ自分の成長につなげる、人前で弾く機会を持つという狙いがある。

 

みなさまにもお師匠にも悪いが、ここは、狙い通りに弾かせていただくことにした。

 

それにしても。

 

2カ月経っても、まだよろよろとしか弾けないレベルのぶどうさん。

 

ちょっとおかしいんではないかと突っ込みたくなるのを抑えつつ、弾きあい会までになんとか「曲」に聞こえるようには仕上げようと頑張ることにした。

 

細かいところは抜きにして、短期間で曲に聞こえるようにするその秘策は「テンポを保つこと」かと思う。

 

そう。ぶどうさん、テンポを保つことがとっても苦手だ。

 

曲の中でテンポがめちゃめちゃなのだ。

 

テンポが揺れるとかそんな話ではなく、テンポがめちゃめちゃ。

 

あらららら。

 

そうなると、曲らしくきこえないらしい。

 

また今度お話しするが、きっかけは、バッハの平均律1番のフーガ。

 

レッスン中に、テンポがあまりに乱れるので「メトロノーム」を使いましょう!と言われてしまった。

 

メトロノームに合わせてフーガを弾くと、あらららら、ずいぶんあやふやな進行だったことに愕然とした。

 

具体的には、難しいところを爆走し簡単なところは変にゆっくり弾くというおかしな癖だ。

 

それでメトロノームに興味を持ち、レッスン後に調べたところ、テンポを保つ重要性にやっと気が付いたのである。

 

遅っ!

 

レッスン後自宅でメトロノーム(一応あるんですけどね‥使ってないのですよ)を使って平均律フーガと曲を弾いたところ、あまりのハチャメチャぶりに失笑してしまった。

 

これでは仕上がらんわ。

 

曲名は気まぐれだけど、テンポまで気まぐれじゃ曲にならないわ。

 

一人突っ込みをしつつ、弾きあい会はもう目の前に迫っている。

 

一応曲だとわかるよう、弾きあい会までには遅くともテンポ一定を保てるよう練習しよう。

 

発表会で大失敗だったけれど、シューマン先生の曲がトラウマにならないよう今回もシューマン先生で臨むぶどうさん。

 

成功するまで頑張るぞと、意気込みだけ立派なぶどうであった。