方向性 | たをやかなるみち

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豊かに美しく生きる大人の女性へのみちのり

 

こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

ひよこ豆を煮ています。

 

煮た豆は、冷凍すると便利ですよ。

 

カレーやシチュー、サラダ、炊き込みご飯にぱらっと入れて料理しましょう。

 

お試しください。

 

 

本日方向性のお話です。

 

 

ピアノの発表会の後、はじめてのレッスンに行ったぶどうさん。

 

1年待たずして第二シーズン幕開け、である。

 

レッスン日は不定期であるが、月2回。それは変わらない。

 

レッスンは通常通りに始まった。

 

何が通常なのかわからないが、発表会準備期間前のメニュー構成になったというか。

 

ハノン、ツェルニー、バッハ、曲

 

基本的にこれがぶどうさんのレッスン形態のようだ。

 

大人の再開組かつブランク開けというわけか、ほぼ再履行という形だ。

 

ただし曲に関しては以前の苦い思い出から、できれば弾きたいと思った曲や、自分の今後の糧になりそうな、もしくはステップアップになる曲を上手に選べれば、と思っていた。

 

時間は命。

 

命は限られている。

 

だからこそ、曲選びは慎重にしたい。

 

悲しいかなぶどうさんは、譜読みが遅い。

 

普通の人だとあっという間にできるのだろうが、何日も何週間もかかる。

 

一通り弾けるようになるのにも、これまた時間がかかる。

 

おや?

 

単にレベルがあっていないだけ・・・・?

 

とにかく、また弾きたいな、とか、後々レパートリーとなるように選曲したいのだ。

 

第二シーズンのレッスンでは、再履行&新しい曲で見ていただいた。

 

再履行自体、正直時間とお金の無駄だ。

 

ブランクを作ってしまい、その無駄をせざるを得なくしたのは自分のせいだ。

 

再履行することで確認できることや、さらなる向上があるのはわかる。

 

それは、続けていた人に限る。

 

ぶどうさんの場合、また更地に戻ってやっているのだから、まったくの無駄なのだ。

 

ああ、人生無駄遣い女、ぶどうよ・・・。

 

やらなきゃ前に進めないのでやっている。かなり後ろ向きな動機だ。

 

話を戻そう。

 

新しい曲は、発表会の曲集の中の1曲を気に入ったのでそれにした。

 

「きまぐれ」という曲だ。

 

ちょっと面白そうな感じで好きだ。

 

墜落してしまった「飛翔」よりは少しだけ簡単なレベルらしく、献呈とはちがいお師匠さんのOKはすんなりと出た。

 

たった3ページのなかに同じ部分が4回も!、ほぼ同じ形で出てくるので、譜読み自体はそこまで大変ではない。

 

それでも弾くとなると大変で、楽譜を手に入れてから1カ月近くかかってようやくよろよろ弾けるようになった。

 

なんだか、和音地獄。

 

和音を掴むのがものすごく苦手だと気が付いた次第。

 

時間より前にレッスンが終わったので、第二シーズンの方向性について、お師匠さんと少し話をした。

 

基本的にやりたいようにしますと言う感じのお師匠さん。

 

大人の生徒さんだし、時間は限られているからというお考えなのだろう。

 

子供のように積み上げていけるほどの時間はないので、あこがれの曲があれば時間をかけてやるという選択もあるにはあるようだ。

 

だから弾きたい曲があれば、言いやすい雰囲気はないでもない。

 

ぶどうさんは基本弾きたい曲というのがなく、あるとすれば超むずかしい曲なので、すぐに弾けそうな曲を思いつかない。

 

時間をかけてもいいから一足飛びに超難しい曲を・・とまでは考えていないし、50台だもの、積み上げる時間は少々は残ってはいる。

 

ステップアップして、それから・・・と、うまく道筋を見つけたいと欲張りな考え(ある種野望?)がある。

 

ぶどうさんの気持ちはこんなだが、お師匠さんは多分全然違うお考えのようだ。

 

以前からこれとこれとと、提案してくださるのだが。

 

第一シーズンの曲や、発表会の曲はそんなにレベルの高いものを提案されなかった。

 

それがぶどうさんのレベル、というかレベルより上ってことなのか。

 

まずは現実を見ようよ、ってことなんだろう。

 

今回から挑むシューマンの気まぐれだが、これもお師匠さんからしたら実力よりかなり上を持ってきた、ってことになるんだろうな。

 

それというのも、気まぐれの後提案されたのが、シューマンのアラベスクだ。

 

勉強不足ゆえ、シューマンにアラベスクなんてあったんだと驚いた。

 

お師匠さんがその場でサラッと弾いてくださったが、聞くとなにやら難しいそう。

 

きれいだけど弾けそうにないかなあと、その場はそれで終わった。

 

決心がつかなかったからだ。

 

ぶどうさんっぽくなかったし。

 

調べてみると、なかなか人気の曲らしい。

 

シューマンに慣れるなら、まずこの曲とか。

 

難しそうに聞こえたけれど、「きまぐれ」より、レベルは下であった。

 

弾ける??・・・・のか???

 

ただ、どうしても弾きたいわけではなく・・・。(仕上がりも、YouTubeのようにはなりそうにないし)

 

飛翔のように、ただの時間の無駄になりそうな気までする。

 

お師匠さんはどんなお気持ちでこれを提案なさったのだろう。

 

シューマンの献呈への道?

 

遠すぎないかしら・・・(涙)

 

飛翔は墜落し、そんなレベルは弾きこなせないと判断されたのか、今の実力(よりは上)を示されたのか。

 

発表会はレベルが一段上がる機会と思っていたが、上がれなかったらしい。

 

以前から気が付いてはいたが、万年中級の下を抜け出せない自分に改めてがっかりした。

 

ところでなぜに、シューマン道に足を踏みこみ始めているのか全然わからないぶどうであった。