こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

雪柳が満開でした。

 

春ですね。

 

明日は春分ですが少し冷えていますので、上着をお忘れなく。

 

本日70点のお話です。

 

 

世の中では、点数による評価が絶対である。

 

だがその時期はというと学校に通う年齢の間くらいなもので、社会に出てからは具体的には点数はつかない。

 

点数よりはレベルやランク分けであり、その中での評価になる。

 

それでも。


たとえば100点を満点として、「出来は何点ですか?」などとインタビューされているのをみることがある。

 

たいてい深刻なことではなく、お料理の出来栄えやパパ・ママ度、作品の完成度などで、客観的な物差しがあるわけではない。

 

聞かれた人は、ほとんどが100点とか、95点とか、まあ満点に近い数字で答えているのは微笑ましい。

 

中には手厳しく30点とか50点とか、低い数字を言う人もいる。

 

この場合はほぼ自身での評価の時が多く、それ以外だとすごく近しい人であったりする。

 

許される仲、ってことなのだろうか。

 

でぶどうさんはというと、以前は自分に対してとても厳しいほうであった。

 

だから、数字は低め、高くても70点くらいなものであった。

 

なんで70点なのかというと、50点は低すぎるけど90点や100点は厚かましすぎると思っていたからだ。

 

自己肯定感が低いせいなのか、自尊心が低いせいなのか。

 

どっちもだけど、あまりいいことではない。

 

低い数字だから次頑張ろうと思える人ならいいけれど、そのタイプでないなら自分はこんなもんだと烙印を押しているからだ。

 

心と裏腹に、謙遜して低く言うのも体に悪いと思う。

 

なんだか、自分にも他人にも嘘ついているみたいだからだ。

 

がんばったけどこの部分足りなかったなといえれば、どんな数字を言ったところで構いはしないと思う。

 

こういったことに関しては、正直である方が心と体にダメージを与えず健やかにいられるんじゃないかと思うのだが、どうだろう。

 

え?

 

一体何の話を言ってるの?

 

と、困惑されたことだろう。

 

じつは、昨日の続きである。

 

セルフカットをした、あれ。

 

そのあと、髪を染めるのはどうしようかな、といっていたその続き。

 

ブログを書いてウダウダしたあと、染めるのはやめることにした。

 

だが夕方近くなってから、重症の先延ばし癖からくる難題をひとつなくそう!と思い立ち、染めることにした。

 

重症の先延ばし癖からくる難題。

 

なにをや突然?と思われたろうが、ぶどうさんは白状しなければいけないことがある。

 

これは先のカットのお話の中では出てこなかった部分である。

 

2ヶ月前ドラッグストアで手に入れた家庭用の染毛剤。

 

使い切りではなく何度か使えて、部分染めに重宝する手軽さが気に入って買った。

 

ぶどうさんの場合、腎臓に病気があるので頻繁に髪を染めることはためらわれる。

 

なるべく美容院で染める回数を減らすため、よりダメージの少ないヘアマニキュアを使い1週間に1回自分で部分的に白髪をカバーしていた。

 

慣れてしまえば簡単なのだが、1週間もしないうちにあっさりと取れてしまう。

 

髪はどんどん伸びるので、白髪はどんどん伸び、マニキュアでカバーする部分はどんどん増える。

 

やらないと、白くなってしまうし、やっても白くなる。

 

なんだか、負の無限ループ。

 

マニキュアに限界を感じ、面倒くささも加わってとうとう家庭用の染毛剤に手を出したのだ。

 

家庭用の染毛剤は、美容院のものに比べて粗悪と言われている。

 

体にもよくないという。

 

それが本当かどうかは、ぶどうさんにはわからない。

 

でも無限ループは抜け出したい。

 

その一心で手を出すことにした。

 

だが、なぜに今さらということなんだが。

 

遡ること2年前。

 

とあるメーカーの、泡で染めるという染毛剤を買いそのまま放置していたことが原因なのだ。

 

さきのヘアマニキュアに手を出す前のお話だ。

 

その染毛剤は2剤方式で、一度に使い切るタイプであった。

 

泡だと簡単かも?と軽はずみな気持ちで選択したものの、染毛剤を洗い流す時まわりに飛び散って汚してしまうことは考えなかった。

 

買って帰ってから、そそっかしいぶどうさんにはハードルを感じ、そのまま放置。

 

染め専門の美容院で染める楽さに味をしめたのもあって、なんとなく使わないまま置いていた。

 

その後コロナ蔓延もあり、自宅でヘアマニキュアを試すようになり、今に至る。

 

そんなこんなで、あまりに放置しすぎて使うのが怖くなったので、ある日捨てよう!と決めて箱を開けた。

 

収納庫で微妙に邪魔だったということも理由だけれど。

 

中にはプラボトル入りの薬剤と、瓶入りの薬剤が入っていた。

 

プラボトル入りはそのまま可燃ごみに捨てられそうだ。

 

だが、瓶入りは中身を出してから不燃ごみに捨てねばならない。

 

でも?

 

これをそのまま下水に流すのも、紙に吸い込ませてごみに捨てるのもなんだかためらわれる。

 

こまったぶどうさんは・・・・また放置した。

 

というので、さらに半年が過ぎた。

 

その間ヘアマニキュアに替える予定で例の部分染め家庭用の染毛剤を買ったのだが。

 

それも2ヶ月放置。

 

使わなかった理由は面倒くさいのもあったが、泡の染毛剤をどうしようかと悩んでいたからだ。

 

一体どれだけ先延ばしするんだろう!

 

自分に心底あきれたが、決するときが来た。

 

髪をカットしたので、髪の毛が肩につかずに染められる状態の今がいいチャンスなのだ。

 

2剤方式の泡と、部分染め用のどちらを選ぶか考えたが、どうせ捨てるのだから2剤方式の方を適当に使うことに決めた。

 

さすがに美容院方式でべっとりと薬剤を塗るのは怖かったので、表面にペラペラっと塗り時間を待って終了。

 

出来は、まあまあであった。

 

白髪が伸びすぎていたため、白髪の部分は明るめに染まってしまい、さながらおばあちゃんなのだが、そこは仕方がない。

 

白髪の染残しもちょこちょこあるが、それでよしとしよう。

 

染めの出来栄えは、70点。これは正直ベース。

 

カットは、75点。

 

総合80点(なんで増えるの?)だ。

 

しばらくは、この頭でいいってことにしよう。

 

なによりうれしいのが、ずっと居座っていた染毛剤を処分できることだ。

 

これで晴れて捨てられる。収納庫もあいた。

 

重症の先延ばし癖の難題を一つクリアできたことが、単純にうれしい。

 

この点に関しては100点だ。

 

他人目をはばからず良い点数をつけられるようになったところは素晴らしい。(図々しい?)

 

自画自賛(笑)

 

今回のぶどうさんのように、古い化粧品類を使い切るために使うのはチャレンジャーなのでおすすめできない。

 

「ただ捨てる」の選択は、ありだ。

 

けれど、気になっているものをひとつだけ、どんな形でもいいので片をつける。

 

それを地味に続けていく。

 

そうすると、きっと生活がどんどんシンプルでしやすくなっていくだろう。

 

楽しみだ。


いつかは重症の先延ばし癖自体をクリアしよう。

 

そのためにも、使うものを使う時に買って、速攻使う!を心掛けようときめたぶどうであった。

 

・・・・・志だけはいつも、100点満点なんだけどねえ。by心の声