映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」は、心霊研究家のウォーレン夫妻の取り扱った事件を映画化した「死霊館」シリーズの第3作。殺人事件の犯人が、自分は悪魔に取りつかれていたので無罪だと主張し、夫妻はそのことを立証するために立ち上がる、という内容。
今回のユニークなところは、単なる悪魔祓いではないところ。舞台は法廷に移り、悪魔つきであることを裁判で立証しなければならないという超難題をいかに解決していくのか、という謎解き要素もあるところが見どころです。
手がかりを探り、一歩一歩真相に近づくウォーレン夫妻。それを妨害する「何か」。論理的思考の権化である「法廷」と超自然現象である「悪魔憑き」の接点はあるのか。これらが実話というから興味深いです。