「かがみの孤城」は辻村深月(つじむら・みづき)作の本屋大賞受賞のファンタジー。本屋では文庫本がアピールしていました。コミック版も発売中。

主人公のこころは中一女子。不登校に陥っていて、自室にこもっている状況。ある日、自室の姿見(鏡)が光り始め、近づいた途端、鏡の中に引きずり込まれます。引きずり込んだのは狼(?)の仮面を付けた、こころより小さな女の子。
怖くなって一旦戻ったこころでしたが、その後、また光り始めるのを待って鏡の中へ。そこで目にしたのは、先日の女の子と6人の少年少女。こころは女の子から出されたお題に彼らと挑むことになります。
いわくありげな6人、鏡の国のアリスのようなシチュエーション、大賞受賞作なだけに、面白さは保証付きでしょうが、どんな展開が待っているのか期待が高まる導入部でした。