『神社で拍手を打つな!』 | 大盛り大好き親父のお気楽日記

大盛り大好き親父のお気楽日記

大盛りが大好きでついつい注文してしまうおっさんが、好きなモノや好きなこと、面白かったこと等を色々と綴っていきます。

※[広告]当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

 島田裕巳『神社で拍手を打つな!』(島田裕巳、中公新書ラクレ)は副題「日本の「しきたり」のウソ・ホント」が示すように、冠婚葬祭に関して常識だとおもっていることが果たしてそれでいいのか、と問題提起している興味深い内容の本です。

 「二礼二拍手一礼」は神社の賽銭箱の脇に作法として掲げられているくらいですから間違いないとおもっていたのですが、このやり方では神様に祈るという手順が欠けてしまうということを、本書では指摘しています。そう言われれば、昔は人それぞれだったように思えてきました。

 他にも、神社関連だけでなく、いろいろ思いがけない事柄について指摘していて、新たな知識が身につきそうな本です。