
映画『ダイナー/Diner』の全キャストが明らかとなりました。原作のイメージに忠実なのは、スキン、カウボーイ、ディーディー、そして菊千代(!)くらいでしょうか。予告編を見る限り、原作のハードボイルドで国籍不明な世界とは別物の印象です。
しかし、監督の美意識や原作の解釈を踏まえた結果が映画だとおもいますから、蜷川版『ダイナー/Diner』ととらえれば、楽しめる作品だとおもいます。特に、色彩感が抜群で、「食堂」というよりも「高級レストラン」の雰囲気が映画ならではのビジュアルな楽しみを与えてくれそう。
そうそうたる出演陣の怪演に期待するとともに、「究極の六倍」を始め、ボンベロの料理をどこまで再現してくれるか楽しみです。