(映画のチラシ)
遅まきながら『ヴェノム』を観てきました。11/2公開でしたから、客足も落ち着いた感じでした。
言わずと知れたスパイダーマンの宿敵。『スパイダーマン3』では悪役だったヴェノムが、どのようないきさつでヒーロー側となるのか、その描き方に興味がありました。
地球外生命体「シンビオート」に寄生されてとまどう主人公、料理をつかんで「死んでいる」とつぶやくヴェノム、といったコミカルなシーンと、ハリウッドならではの迫力あるアクションシーンが、サンドウィッチのパンと具のように交互に展開されます。
主人公とヴェノムの関係性は「寄生獣」や「うしおととら」を彷彿とさせますが、ヴェノムを見てもパニくらない元恋人と医者、目の前で強盗を退治するヴェノムを見ても動じないコンビニのおばさん、等をみていると、基本路線はコメディーだと感じました。
気楽に楽しめる映画。主演のトム・ハーディーも楽しんでいるように見えましたし。