仕事でメールを送信する際、文中で自分をどのように表現するか迷うときがあるので、調べてみました。
まず思いつくのが、「小職」や「小生」です。他には「弊職」とかもあります。それぞれの意味を調べると、次のような内容でした。
(1)「小職」
「小職」は、官職(国家公務員)の人が役人としてへりくだる表現。「民」はもとより、地方公務員は「公」でしょうから、おのずと、使用できる人は限られてくる表現です。つまり、国家公務員以外は使わない方が無難だとおもいます。
(2)「小生」
「小生」は、男性が使う言葉なので、女性は使わない表現です。また、辞書には「自分と同等か、目下の人に対して使うものとされる」とあるので、送信先に上司が含まれている場合には注意が必要です。
(3)「弊職」
「弊職」は、その職務についている自分をへりくだる表現。自分の勤めている会社に対して「弊社」とかも使われますね。あまり見かけない表現だとおもいますし、ちょっと堅苦しい感じがします。
ということで、ビジネスメールでのおすすめの自称は、職業や性別を問わず自然であることから、「私(わたし、わたくし)」だという意見がありました。同感です。
参考記事:AllAbout