やっと、9月のエンタメラリーその4です。

その4は映画『スイッチを押すとき』!

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小出恵介くんとか水沢エレナちゃんが出てる映画です。

AAAの與真司郎くんも出演してます。

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脚本が『日ノ丸レストラン』『私の頭の中の消しゴム』『愛が殺せとささやいた』の岡本貴也さんなんですよ。

もともと『あいころ』が見に行けなかったら見に行こうと思ってた映画なんですが、

運がいいことに『あいころ』見に行けちゃって、どーしよーかなーと思ったんですが、勢いで見に行ってしまいましたあせる




ということで、映画の感想と、後日比較のために読んだ原作小説の感想を完全ネタバレで書いていきます。

ホントにネタバレするんで、どちらも見たもしくは今後見る予定はない・内容を見ても支障はないなど、大丈夫な方だけお進み下さい煜あせる
















まず、映画と小説、どっちの方が好きかと聞かれたら…

…圧倒的に映画です。

いや、岡本さんやAAAの真司郎くんびいきだからとかじゃなく、演出等本当に好みの問題です。

映画と小説は、基本設定・時代背景だけが一緒の、全然別物のストーリーと言っても過言でないと思います。

同じなのは、近未来における日本で10代の自殺が急増したことを受け、10歳の子供に自殺装置を持たせ、多発する自殺の原因を探るという、子供を被験者にして『実験』を行う国家プロジェクトが存在する世界だということと、

小説に加えて登場する新キャラ以外の被験者4人の苗字(被験者主要キャラ4人は大体性格付けは小説と同じですが、水沢エレナちゃんのキャラだけ違います)。

あと小出恵介くん演じる南が実はスイッチを持っている『被験者』だということ。

後に南と子供達が施設を脱走しようとすること。

このあたりまでが映画と小説の共通点。

他の要素は結構違います。

ここまで違うストーリーになっているのは、主人公2人のキャラ設定があまりにも違うから。

南が施設に送り込まれた経緯や、送り込まれた直後の心の内面や、

エレナちゃん演じる真沙美の性格付け(小説では明るい少女として描かれ、映画では決して明るくないが穏やかで優しい少女として描かれています)が全然違う。

それゆえ、AAA真司郎くんがスイッチを押す(自殺する)動機は映画と小説で同じでも、そこに至るまでの過程が違います(…にしても真ちゃんの死に顔が美しかったなあ~…さすがはAAAイケメン担当)。




まあ、そもそもの大前提として。

…私はこの『青少年自殺抑制プロジェクト』なる国家プロジェクトの設定自体が嫌いです。

まあ、それを言ったら、『バトル・ロワイアル』とか『イキガミ』とかの設定も嫌っちゃ嫌ですけど。

『バトロワ』で、今の世の中では到底考えられないエキセントリックな国家プロジェクトの存在する世界観を描いた物語にとても衝撃を受けましたが、

『バトロワ』以降、そういう設定の話が珍しくなくなりました。

だから、目新しさがない変わりに『物語で訴えたいテーマ』などの+αが見えてこないと、物語として興味深く味わえないですよね。でなければ、奇抜な設定の元でも読者・観客をグイグイ引っ張るくらいの高いエンターテイメント性があるかとか。

どちらかというと、前者が漫画『イキガミ』や映画『バトル・ロワイアル』で、後者が小説の『バトロワ』かな。

『スイッチ~』はどうなんでしょう?

小説は、何かを強く訴えるには、文章力がちょっと…だし、奇抜な設定の元で読み進めさせられるような推進力はなかったな…というのが私の感想です。

であれば、映画の方が脚本や演出の力(あと役者さんの力)によって物語に緩急が出て、ところどころいいなと思えるところがたくさんあったので、個人的には圧倒的に映画の方が好みだということなんです。




『青少年自殺抑制プロジェクト』という国家プロジェクトの設定にはあくまでも嫌悪感を抱きながら映画を見ていたわけですが、

以下、私が映画版でいいなと思ったところです(ここからが本格的な映画のネタバレです。ご注意下さい!)。




・冒頭部で、生き残った6人が過ごしている様子が描かれていた時に流れた音楽が、シューマンのピアノ曲『トロイメライ』

これ、めっちゃ合ってました!

10歳から7年間、6人の時間が全く動いてないことを表現する演出としてはピッタリだったと思います。

・序盤の、小説の設定だけを借りた、南(小出恵介くん)のキャラ設定

小説も映画もプロジェクト側の目論見として南が派遣され、派遣された途端派遣先の施設の被験者の子供が死んでいくんですが、

映画版では『刺客』として描かれ、意図的に南が子供を死に追いやります。

それによりスイッチを押してしまう子供2人が菅野莉央ちゃんと真司郎くんです。

・菅野莉央ちゃん

私が大好きな古屋兎丸さんの漫画『いちばんきれいな水』が映画化されたときに、加藤ローサちゃんの妹役(実質の主人公です)だった莉央ちゃん、おっきくなった&むっちゃカワイイカワイイー!!!!

南が白々しくいい人ぶって追いこんでいくからこそ、莉央ちゃん演じる愛子の悲しさはかなさが伝わるな~と。

ここでの莉央ちゃんの錯乱の熱演は序盤のみどころでした。

にしても、莉央ちゃんのおかっぱと絶叫する声がカワイかったです。

・AAA真司郎くん

まず…

…やっぱり苗字の『與』がないとさびしい…orz

スイッチを押す動機は小説とほぼ一緒。

ただし、実際に小説で起こったことは、真ちゃん演じる池田を揺さぶるために南がついた嘘として扱われます。

AAAの演劇班といえば、やはり映画の新人賞をいくつも取って、世界の蜷川さんの舞台への出演を控えている西島隆弘くんですが、

私はもっと真司郎くんにも演技の表舞台に立って欲しいと思ってます。

人の心を動かす演技ができる方だと信じているので。

『未来世紀シェイクスピア』の『リア王』の真司郎くんの演技、めっちゃ好きです。泣きました。

何と言っても、演技することにすごく前向きで熱意が伝わってきます(比較しちゃいかんと思いますが…一昔前のVISIONさんとこの方々よりもずっと演技力はあると思う…)。

今回の池田役も真司郎くんのよさがよく出た役だと思います!!

・小出恵介くんの豹変っぷり

イケメン俳優好きの私ですが、実は小出くんの演技をまともに見たことがなかったんです。

…イイっスね!!!

いい人ぶる→いい人を装いながら2人を自殺に追い込む→バレる→豹変し凶暴になる→秘密(自身もスイッチを持つ『被験者』であること)がバレる→哀れな姿を晒す…

と彼の演技が変化するからこそ、序盤の不気味な何かがうごめいている様子から、一気にストーリーがスピードをつけて動き出した風に感じられます。映画ってこういった緩急や静動などのコントラストが大事だと思うんですよね。

・水沢エレナちゃん

カワイイです。

いろんな子供を死に追いやった南に対して、

「あなたは悪くない!!」

…いやいや、悪いんですけど、現世で多かれ少なかれ罪を犯した人々を許し、天国へ導く女神様みたいな清らかさがあったよな~…浄化されるというか…それがエレナちゃんの容姿とすごく合うんですよね。

エレナちゃん、逃亡中の学校の音楽室で『線路は続くよどこまでも』を歌うんですが…

…カワイイ…あ、あの、フレンチポップ風のCD出しませんか?カヒミ・カリィみたいな…

エレナちゃんは、演技力どうこうより何より、起こす行動の全てがエレナちゃんの容姿や声などに合っていて、それがすごくよかったです。

・愛の逃避行

ありきたりだろーが安っぽかろーがベタだろーが何でもいいんですよ。

見目麗しいイケメンイケジョ同士(小出くんとエレナちゃん)のラブラブ、素敵じゃないですか!

船の上でのできそでできないキス未遂がもどかしくて萌えます←

・愛の逃避行、北海道逃亡時、(富良野か美瑛あたりかの)道路を2人で歩いている時に流れる、ホルスト『惑星』の『金星』ピアノバージョン

これはBGMが最高でした!

『惑星』と言えば『木星』が圧倒的に有名だと思うのですが、『金星』も素敵な曲なんですよ~!

穏やかであたたかい曲だけど、ピアノで響かせるとどこか悲しげで。

それは愛の逃避行の終了を予感させる効果もあったと思います。

・愛の逃避行終了

独房に再び入れられた南と真沙美、最後の最後での2人のやりとりとセリフ、それと光の扱い方、私は好きです。




テーマがテーマで、映画の尺という限られた制限があるものなので、たとえ古屋敬多くんの恩師である岡本さんの脚本とはいっても、すべてが「素晴らしい!」とは言えませんが、所々で自分の好みの演出とストーリーが施された映画だったと思います。




で、最後、物語が終わりしみじみしていたところに…




…元気なポップバンドサウンドが鳴りだしてびっくり拍子抜けしました!!!瀨あせる

いや…知り合いにNICO Touches the Wallsが好きな方がいるんで、悪くはいいたかないけど…

…やっぱ『バトル・ロワイアル』でDragon Ashの『静かな日々の階段を』に慣れちゃってる世代としては、元気なバンドサウンドではないテーマソングで締めて欲しかったな~と…

…最後の最後で自分と感性が合わなかったらしい…




とゆーわけで、映画『スイッチを押すとき』の感想とつれづれでした!!

坂本真綾ちゃんの『夕凪LOOP』とAAAの『Buzz Communication』を聴きながら記事を書きました!!

それではまたパー
はい!やっとこさ9月のエンタメラリーその3です!!

その3は舞台『コカンセツ!~再演~』です音符




…うん、この2人の成長を見守ってきたよ↓

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『新撰組PEACEMAKER』の土方と山崎こと、

Leadの谷内伸也くんと、新選組リアンの榊原徹士くん。




『新撰組PEACEMAKER』かあ…(遠い目)…

会社の同僚に、

「アンタ、確か新選組好きだったよね?深夜番組で新選組のドラマがやるらしいよ。見る?」

って言われたのが、見たきっかけだったなあ。

実際見たところ…

…わかんないっ!!あ、あれ!!?お、おかしーな、私は新選組が好きだったはずなのに、内容がさっっっぱりわかんなくて!!

あまりにも内容がよく分からなくて、リアルタイムでは2、3回くらいしか見ずに終わっちゃった汗

その後、『タンブリング』というドラマの水沢という役にハマり、その水沢役を演じてた柳下大くんの『新撰組PEACEMAKER』での殺陣がとても綺麗だと評判だったので、DVDレンタルしてきました。

結果…

やっぱり分からなくて寝る汗もしくはいろんな意味でほほえましく見るもしくは食べてた焼きそばをこぼす(山崎…)←

まー要するに、内容をほとんど覚えていないということです←

(でも柳下くんの殺陣は覚えてますよチョキ

で、ほら、ワタクシ、DA PUMPとか三浦大知くん(&Folder)とかSPEEDとか、VISION FACTORY大好きじゃないですか。

だから、『新撰組PEACEMAKER』を見て、「あ、LeadとFLAMEだ~」ってなるわけです。当時のLeadやFLAMEの活動は把握してなかったのですが、名前は覚えてたんで(デビュー当時はごっちゃにしてたけど)。

まあ、そして、いろ~んなモノを経由してw-inds.・Lead・FLAMEにハマったんでね、ええ見ましたよ、『新撰組PEACEMAKER』プレミアムエディション(でしたっけ?)。谷内くんと伊崎くん目当てでね。

…でも結局また寝ちゃったんで、やっぱり内容はよく分からなかった汗

…私、多分『新撰組PEACEMAKER』と縁がないんですよ…

まあ、プレミアムエディションの収穫は、

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谷内くんがイケメンですね!!ってことと、

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ココリコ遠藤さんのご家族の方(お姉さま?)がLeadファンで、鏡の前で踊ってるとゆープチ情報かな煜あせる

(※確かLeadって千秋ちゃんともお仕事一緒だったことありましたよね?遠藤さん周辺に縁があるLead…ほへとちゃん…じゃない、いろはちゃんもLead好きだといいですね音符




そんな『新撰組PEACEMAKER』のキャスト2人が出演する『コカンセツ!』、何故見に行きたいと思ったか…

…それは舞台『コカンセツ!』用のあらすじに秘密があります。


広瀬や中西をはじめとする男子新体操部の2年生達は、常日頃から他の生徒達に「キモイ」とバカにされ、新体操を続けることに嫌気が差していた。

そんな夏休みに、部の中で唯一、男子新体操を愛して止まない3年生キャプテンの個人種目での全国大会出場が決まり、顧問と共に1週間不在となることが判明する。

その1週間の間に広瀬達は1年生を巻き込みクーデターを起こし、「男子新体操部」を「HIP HOP部」に変えてしまおうと目論むのだが…!


・・・・なんですとーーーー!!!?「HIP HOP部」!!!?

…てことはさあ、てことはさあ!!谷内くん、絶対ラップかますか踊るかするよね!!?

以前、『新撰組PEACEMAKER』をミュージカル化して、谷内くんのセリフはひらすらラップだったら、谷内くんはスターだって書いたことがあって。

『新撰組PEACEMAKER』じゃないけど、それが現実化するってことだよね!!?それは是非見たい!!…とそこで思ったわけです。




Leadがあんま表舞台に出てこないから知られてないと思うんですが、

谷内伸也くんはアイドルとしてはラップがめちゃくちゃ上手いんですよ(UNITEDでのG-DRAGONパートはめっちゃカッコいい煜ラブラブ)。

ん~まあ、アイドルラッパー達は、今はAAAの日高光啓くん(SKY-HI)に大きく溝をあけられちゃってると思いますが、

AAAの日高くん・Leadの谷内くん・嵐の櫻井くん・KAT-TUNの田中くん(あとFLAMEの一部メンバーとかV6の森田くんとかかな?)あたりは、すごくヒップホップが好きなんだろうな~と伝わってくるラップだと個人的には思ってます。

アイドルがラップをすることでいろいろ言われちゃったりすることもあるだろうけど…ラップのスキルはともかく、そのアイドル達が好きでヒップホップを聴いてる気持ちは尊重して欲しいなーと思ってます。




で、話を戻していよいよ舞台の話に入ります。

まず、この舞台は主役が木ノ本嶺浩くんという方なんですが…

…う、上手い!演技、上手くないか!!?

そう思ったのには理由があって、木ノ本くんは

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この舞台の直前くらいまで見ていた『仮面ライダーW』という作品で仮面ライダーアクセル役だったんです。

このアクセルとゆー役が最初…あんま好きじゃなくて。いや、木ノ本くんの演技とは全く関係なくて…

…刑事なのに、全身まっかっかの革ジャン&革パンってどゆこと!!?瀨あせる(んな刑事いるかー!!)という理由と、そのアクセルとゆー役の設定がクールなのになんか…野暮ったくて苦手だったんです汗

終盤に向けてむっちゃカッコよくなっていくんで、その役のイメージが大きくて。

…舞台での木ノ本くんは全然違う!!もう別人!!!瀨あせる器用!!こんなに別人感を感じたのは久しぶり!!!すげー!!佐藤健くん並じゃないですか!!?

…テレビもさあ、もっとこーゆー子を鍛えてドラマに起用しましょうよ…

いや~思わぬところで逸材を発見してしまった煜音符

準主役の谷内くんは…私は今やLeadくんが好きなんで、この舞台に賭ける谷内くんの思いをずっとブログで読んでいたから…いろんな意味で泣けましたよね~…

喉を枯らしてしまうくらい練習し、ドクターストップをおして舞台に出続けたこと。

そして踊りでは、誰よりもスターだったよ…ホントに輝いてたよ…。

演技力もぐっと向上してました。

そしてね、今回の役は、谷内くんとは真逆の性格らしいですが、

体のガタイがいいから、こーゆージャイアンみたいな役が似合うんですよ!!

冒頭とラストの喧嘩のアクションはめっちゃカッコよかった!!いや~さっっっすがLeadだよね!!と思える名シーンだったよ!!伸也くん!!(い、い、今なら、是非谷内くんにドラマのお仕事を!!今ならなかなかいい仕事をすると思うよ!!)

あと、他にも梅しゃん(つばさちゃんの旦那)とかテニミュとか戦隊モノの方々とかが出演されてました。

千秋楽は出演者の皆さん、泣かれている方が多かったそうです。

皆さんホントにイイ表情で自分の役を演じてられてました。やり切って泣いてしまうくらい『青春』してたんだと思います。

そんな爽やかな『青春』を感じられる、なかなかよい舞台だったと思います!




…これが『新撰組PEACEMAKER』の放送前に行われてる舞台だったら…もしかしたら…私は寝なかったのかも知れない…




そして私が見に行った日は、谷内くんのバースデーということで、終演後にLeadメンバーをゲストMCにバースデートークイベントがあったのです!

それを狙ってチケットを取ったわけではないので、ホントにラッキーとしかいいようがありません。

お客さんもたくさん残っていて…こんなにあったかくて素晴らしいバースデーになった谷内くんは幸せ者ですね!!本当におめでとうございます!!

…そして、まさかの『ドラえもん』トーク!!…とゆーかコント!!?ひろっ記くんのジャイ子最高でした煜あせる




ということで、『コカンセツ!』とその他つれづれでした!!

それではまたパー
はい。9月のエンタメラリーその2です!!

その2・その3は観劇です。

その2として、まずは舞台『愛が殺せとささやいた』を見にいってまいりました!




…ということで、私が『愛が殺せとささやいた』に至るまでと、周辺などについてつれづれなるままに語ります。

まず始まりは、私がLeadという4人組アイドルを好きになったところから。

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『新・日ノ丸レストラン』という舞台に、Leadメンバーの古屋敬多くんが主演という形で出演しておりまして。

その情報をVISION FACTORYのモバイルサイトで知った時は…正直、『日ノ丸レストラン』ってタイトルのイメージから「きっと、イマドキのイケメンがたくさん出てることがウリの楽しげな舞台なんだろうな~」と勝手に思い込んでましたあせる

…だから、「敬多くん、主演おめでとう!」とは心から思っていたけれども、見に行きたいとは強く思わなくて(申し訳ございません汗敬多くんが好きという気持ちと、内容に惹かれるのはまた別物なの)。

それが見に行こうという気持ちに変わったのは、

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映画『愛のむきだし』のキャストの方が出演しているのを知ったから。

『愛のむきだし』の園子温監督は演技指導に厳しいことで有名な方なので、そういう厳しい現場を経験された方がいることで、舞台の面白さに期待が持てたんです。

で、よくよく内容を調べたら、『イマドキイケメンだらけの楽しげ舞台』ではないことも分かり、

「これは行くっきゃない!!」

と勢いでチケットを取ったのです。

…で『新・日ノ丸レストラン』なんですが…

…思いの他、めっちゃ面白かったんですよ!!!

『愛のむきだし』の西島隆弘くんみたいに、踊るアーティストとしての敬多くんのよさもすごく出てる舞台で。

(※余談ですが、こないだアップされたLeadブログの敬多くんの『日ノ丸~』の記事は涙が出そうになりました…私が見に行った当時は、まだ余震も頻繁に起こってる頃だったから、ビクビクしながら観劇をしていたことを思い出しました)

…で、パンフレットを見て、『日ノ丸~』の脚本・演出の岡本貴也さんがとても厳しいことで有名なことを知りました。

Leadスタッフブログ『うらり~ど』にも、敬多くん1人で5時間の猛特訓…のようなことが書いてありましたからね…こえー…

映画監督もすごいと思うのですが、舞台の演出家さんもすごいなあと。

で、何かのきっかけで岡本さんのTwitterのアカを知りフォローさせていただき、つぶやきを興味深く拝見させていただいていたある日…

「坂本真綾さん結婚おめでとうございます」

という旨のツイートをされていたんですね。

えっ!?真綾ちゃん?なんで!!?(私は声優(歌手)の坂本真綾ちゃんファンなんですよ)

…そっか!!『消しゴム』!!

そう、岡本さんは大ファンの真綾ちゃんも出演していた朗読劇『私の頭の中の消しゴム』の脚本家さんだったのです。

いや~嬉しかったですね!自分の好きなエンタメ同士の繋がりをまた1つ見つけたことが。

「自分の好きなエンタメは、きっとどこかで繋がっている」が持論だったりするんですが、この作品の脚本も岡本さんでした↓

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私のような平成仮面ライダーシリーズ好きや、うちの姉にゃんのようなHoney L Days(『タンブリング』主題歌を歌ってた2人組)が好きな方ならおそらくお世話になっているだろう『僕らの方程式』(通称『ボクシキ』)。

ドラマ等、普段は手厳しい評価の姉にゃんが珍しく「面白い」と言ってくれた作品なんですよ(ホントに珍しい!)。

…で、自分が好きなエンタメとこんだけ繋がっている岡本さん脚本・演出作品で、オーディションの頃から岡本さんのツイートで見守ってきた『愛が殺せとささやいた』がすごく気になってたんですね。




Twitter上でとある奇跡が起こり、何とか見に行くことができた『あいころ』、私が大好きそうな平成仮面ライダー系俳優さんも出演されてました。

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『仮面ライダーカブト』の仮面ライダードレイク(トンボの人)役の加藤和樹くんと(ダブルキャストで藤田玲くん)、

『仮面ライダーディケイド』の仮面ライダーブレイド役の鈴木拡樹くん。

この2人が兄弟役でした。

で、内容なんですが、スター女優が殺され、警察が周辺人物を調べる中、実は全員に殺害動機と様々な側面があることが分かってくる…というお話なんです。

劇は現実世界と虚構世界(推理や仮説、登場人物の想像の世界)を行き来しながら進行するので、結構頭を使いましたあせる

そして、登場人物全員が現実と虚構の両方で違った側面をたくさん演じるので、1つの舞台だけでかなりの演技の幅を要求されるなあ~と。

そして、今回観劇をしてあらためて感じたことは…

…すっごく当たり前のことを書くかもですが、1人ひとりが最後まで役になりきっている・舞台の上でその登場人物として生きているんですよ。

それをすごく感じたのは上記加藤くん・鈴木くんの兄弟役。鈴木くんは精神薄弱の青年役なので、表情やしゃべり方が他の方々と違うんですね。常に表情を作って体をくねらせたり異常な行動を取るんです(この鈴木くんの演技は一見の価値アリです)。そんな鈴木くんのお兄さん役である加藤くんは、他の登場人物にスポットが当たっている時でも常に弟を気遣い、頭をなでたりしてるんですね。

もちろん、役者が舞台ではその人物になりきるということは当たり前のことだし、演出家さんの演出力もあるんでしょうが…観客がいつどんなタイミングで、ふと誰を見てるか分からないわけだから、絶対に気は抜けないですよね。そんな演劇ではごくごく当たり前のことを実感しました。

だから、舞台上にものすごくリアリティを感じるんですよ。テレビや映画と違って、どうしても背景などにはリアリティの限界があるけど、現実には起こりえない出来事のはずなのに、その登場人物が実際に存在しているような感覚を味わうことができるわけです。そんなところが演劇は面白いな~と思いました。

話の内容として、登場人物達の愛の形は基本的に歪んでいて、殺害が起こるというのはそれゆえの悲劇ですが、

登場人物達が自身の違った側面を見せる時の演技の切り替えが見事だと思ったし、

歪んだ愛をぶちまける時の皆さんの迫真の演技は素晴らしかったと思います(特に加藤くんは岡本さんにしばかれただけあるな~と思います)!

あと、性的表現も大人向けでしたw水沢アキさんの緊縛の愛欲シーンとか、ある登場人物の誘惑シーンとか(誘惑される方の方の演技は『本能』って感じで、すごいよかった!)。妖艶でドキドキしました瀨あせる

そんな要素も含めて、いろんなモノがチャンプル状態な内容という意味では、『愛のむきだし』好きの私にとってはかなり好物な舞台でした音符




まあ、私はどんなエンタメが好きかとゆーと、イケメンさんが周りの厳しい方々や環境にもまれて成長していくプロセスや姿を見れるエンタメが好きみたいです。

昔からジャンプマンガとかRPGのレベ上げとか育成シュミレーションが好きだからなあ~。

厳しい映画監督さんや演出家さんなどとの出会いによって、意外な能力が開花したりして、そのイケメンさんがただのイケメンさんじゃなくなり、そのイケメンさんの活動を見ることがもっともっと楽しくなるんです。

ひと昔前はAAAやLeadなんつー人々は自分の中で「チャラそう」というイメージ以外の何物でもなかったのですが(ごめんよ…)、

今は西島隆弘くんや古屋敬多くんの活動をおっかけるのがめっちゃ楽しいです音符

あと鈴木拡樹くんって、『仮面ライダーディケイド』とか『風魔の小次郎』のとき、こんなに演技上手かったっけな!!?って思ったんで『ディケイド』の剣編を久々に見たんですが(『ディケイド』でイチバン好きな話なのです)、昔から表情作りは豊かですね!!




テレビという媒体でなくても、映画や舞台でよい成果を出せば、認められて次のお仕事に繋がるし、ファンにとっても見る機会が増えますよね。

テレビの影響力は絶大だし、私が好きなタイプの芸能人の方々がもっとテレビに取り上げられて、その魅力をたくさんの方々に知って欲しいとも思いますが、

芸能人なわけだから、厳しい方のもとで是非『芸』を磨いていただいて、たくさん武器を身につけていただいて、

まだまだ私達を楽しませて欲しいし、分かる方には分かる、そんな層の方々に魅力をアピールしてファン層を拡大して欲しいなあ~と思います。

そのためにも舞台とかはすごくいい機会なのかもしれないと思うようになりました。




うわー!長くなったわりに、よくわかんない記事になったかも!

とゆーことで、岡本さん周辺トークをつれづれなるままに語りました!

それではまた!パー















…余談。

Lead敬多くんの舞台が決まりましたね!

しかも加藤和樹くんと鈴木拡樹くんもその舞台に出るっぽい!

『日ノ丸』+『あいころ』!

うわー!!めっちゃ見に行きたーい!!でも時期的に休み取れるか分からないよ~!!あせる