鉄骨の構造計算、始めました(RCも可能です) | 設計事務所の中の人のブログ@岐阜

鉄骨の構造計算、始めました(RCも可能です)

年末のご挨拶を掲載したのですが。。

色々とご案内し忘れがありまして。

 

 

鉄骨造の構造計算、始めました(RCも可能です)

 

株式会社 岩田建築事務所では木造の構造計算(許容応力度計算)を得意としてきました。

住宅はもちろんの事、福祉施設、工場、事務所、店舗。

用途は問わず、木造建築物であればどんな建物でも構造計算を行ってきました。

 

アフターコロナ・チャレンジ事業者応援補助金(岐阜県小規模事業者持続化補助金)という制度があったので、2021年春先に申し込みをしました。

内容は、以前から取り組みたいと思っていた鉄骨造の構造計算です。

構造計算ソフトはどこも高価なので、なかなか踏み切れなかったのですが、この補助金制度で採択されると2/3が補助されるというものでした。もう申し込まずにはいられません。

 

いそいそと補助金申込書を書き、プレゼン資料を作り込んで申し込みしました。

結果、無事に採択して頂く事が出来ました!

今回弊社が導入を決めたのは、ユニオンシステムさんのSS7と言う構造計算ソフトです。

鉄骨造、鉄筋コンクリート造の構造計算が可能です。

 

 

今までは、木造建築物に付帯する部分の鉄骨造の部分は社外にて対応して頂いていましたが(例えばエレベーター、鉄骨階段など)今後は弊社でワンストップで構造計算を行う事が可能になります。計算だけでなく、確認申請や諸々の対応がシームレスになります。

 

さて。

導入後の勉強会、ソフトの操作方法の読み込みなど、一連の実績が報告できる状況になったので、事業完了報告書を作成して岐阜県商工会連合会へ書類を提出。先日、無事に補助金を頂く事が出来ました。この様な制度を策定して頂き、弊社の様な小さな事務所にも補助金を頂けたことに感謝です。

 

今回の補助金の意義は、「新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、多くの事業者が厳しい経営環境に直面するとともに、現下の状況に適応したビジネスモデルへの転換を求められている。そのため、県内に主たる事務所を有する小規模事業者が、商工会・商工会議所の助言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿ってアフターコロナに向けた事業転換や業態転換、新分野・新事業への展開などに意欲的な取り組み対し補助を行います」との事でした。

その意義をしっかりと理解して、鉄骨造の構造計算にも取り組んでいきたいと思います。

 

と言う事で、鉄骨造の構造計算、始めました(RCも可能です)

※まずは平屋建て、200㎡以下のみを対象とさせて頂きます。

 

 

イワタ。