突然の二人介護
その日は突然やってきました。
先日、腎臓病を患う父の体調があまり良くない、と言う事で実家へ。
腎臓病の影響からか、足元がおぼつかないので、寝室のある2階へ上げる訳にはいかないね。と家族で話し合い、1階の和室を寝室として使用する事にしました。翌日、介護ベッドを入れる為に業者さんが来てくれることに。
ベッドを置くスペースを作ろうと、ストーブを移動させた瞬間に、やかんのお湯がこぼれたらしく、両親が足に火傷を負ってしまいました。その直後に僕たち夫婦が実家に到着。見たところ火傷がひどかった母親を病院へ連れていき、父親は大丈夫だというので様子見としました。
主として母親が父親の介護をし、僕らがそれをサポートするという、よくあるパターンを想像していましたが。。
急にやってきたのは二人介護。母親は両足裏を火傷しており歩けず、父親の介護どころではない状況です。
二人ともトイレにも行けず、お風呂も無理。さてどうしたものか。。。
今まで自分自身が介護する立場になった事もなく、いや介護するという事を想像すらしていなかったかも知れません。
この2週間は、母親の通院付き添い、父親の透析準備、腎臓病、帯状疱疹などによる入院、一時転院などでばたばたしてしまいました。
お仕事関係の方には色々とご迷惑をお掛けしました。
母親の火傷もほぼ治り、介護は不要に。
父親が退院する日までに自宅の改修を進めている状況です。
介護保険やケアマネさん、介護用品レンタルや住宅改修、補助金の事など、当事者となると対応する事が目白押しです。
今までは建築士としてお客様に介護に関する住宅改修のお話をしてきましたが、当事者が不安に思う事や手続きのことなど、まだまだ知らない部分がありました。
ケアマネさん経由で住宅改修をお願いしたのですが、トイレの敷居の段差改修だけは施工的に難しいとの事だったので、建築士の知識を生かして(?)日曜大工で頑張ってみます。
介護と働き方改革、介護タクシー、介護用品レンタルなどについて後日書きたいと思います。
イワタ。