グリーン住宅ポイント制度
以前あった「次世代住宅ポイント制度」は、ポイント発行申請の受付が2020年8月31日で終了になりました。
変わって、「グリーン住宅ポイント制度」なるものが誕生。
一定の性能を有する住宅を取得する方に対して「新たな日常」及び「防災」に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを国が発行する制度です。
(対象:2020年12月15日~2021年10月31日契約分まで)
国交省のホームページを見ると、
①高い省エネ性能等を有する住宅
(認定長期優良住宅、認定低炭素建築物、性能向上計画認定住宅、ZEH)
⇒40万Pt/戸(基本)
②省エネ基準に適合する住宅
(断熱等級4かつ一次エネ等級4以上を満たす住宅)
⇒30万Pt/戸(基本)
いづれにしても、家を建てる人やリフォームする人にとっては有益な制度ですね。
まだ今回の「グリーン住宅ポイント制度」の詳細については決まっていないようで、書式なども準備中の様です。
岩田建築事務所が設計する住宅の場合、以下の性能が必須となります。
①高い省エネ性能を有する住宅
耐震等級2以上かつ、断熱等性能等級4
②省エネ基準適合住宅
断熱等性能等級4かつ、一次エネ等級4以上
どちらも全棟で満たしており、申請する事が可能です。
岩田建築事務所では、住宅に関しては全棟構造計算(許容応力度計算)で耐震等級3を取得する様にしています。
お客様からのご要望が来る前に耐震等級3としています。設計者としての責任、という部分でしょうか。
もちろんコストがいかにかからない様に耐震等級3とするか、は岩田建築事務所のノウハウの部分です。
断熱等性能等級4、一次エネ等級4についても、十分にクリアする様に設計しています。
工務店さんを支援する設計の場合も、この辺りは岩田建築事務所からの提案として、断熱材のグレードやサッシの等級などを決めさせて頂いています。これらの計算もなかなか手間暇が掛かりますし、ノウハウが必要です。
近日中に制度が正式にスタートすると思いますが、お客様に積極的にこの制度を活用して頂く為に、お知らせしていかないといけないですね。お知らせもせず、お客様が後から「知らなかった!」と言って損をした気持ちにならない様に。
イワタ。