1億円の住宅
今計画中の住宅は、本格和風。
コストの関係でどこまでそれを追求できるかは今後調整しなければいけないのですが。
施主のOさんが気に入っている大工さんが郡上大和に居る!と言う情報を聞きつけ、水道屋でもあり建築については何でもOK!という頼れるHさんと一緒に郡上大和へ。
Hさんの12トン大型トラックの助手席に乗せられて、岐阜市を出発。途中でガソリンを200リットルも入れて、見晴らしの良い座席での旅を2時間半ほど満喫。洞土に到着です。そこからは狭い道のりが続くので、乗用車に乗り換えです。
遠路はるばる、1億円の家を建てるという噂の大工、Tさん親子を訪ねました。ひるがの高原で建て方があって応援に行っていたというTさん、お疲れのところでしたが、Oさんのご自宅のお話をさせて頂く事6時間!
「匠の国、岐阜県伝統建築家」に認定されているTさん(お父さん)とその息子さんの建築に対する意気ごみと技術力の惜しみない提供って部分には感銘を受けました。さすが職人って感じです。夕方から始った打ち合わせも、ご飯時になってしまったのでHさんと帰ろうかと話をしていたら、おばあさまが来られて「ご飯まだでしょ?」と言って、他人丼を作って下さいました。美味しかったー。
それから家中を案内して頂き、帰路へ。。。
1億円の住宅ってすごい。
技術を持った人が減っていく中、Tさんのような親子で大工、しかもこだわりを持った大工って本当に職人だなーと思いました。OさんとTさん、どちらも納得のいく完成度の高い和風が求められます。それを予算内で実行するとなると至難の業かも知れません。