友人が行きたいと希望したドイツ館に朝一番で行ってきました。

いつも並んでいる印象でしたが、30分ぐらいで入ることができました。

 

サーキュラーちゃんを手に展示を回ります。

なんだか私たち日本人のツボをついてくるパビリオンです。

 

パビリオンに入る前にふわっと並んでいたらどうやら前の親子を抜かしてしまったみたいでお父さんに「ほら抜かされた」と聞こえたので、「すみません、抜かしてしまいましたか?先に行ってください!」と謝ると「いえいえ、家族に行っただけなので気にしないでください。」と笑顔のお父さんに言われました。

お母さんによるとドイツ館は2回目で、今日はサーキュラーちゃんのぬいぐるみを買いたいと娘さんが言ったので来たとのことでした。

中学生か高校生ぐらいの娘さんが一緒に来ていました。

 

パビリオンに入ってみるとサーキュラーちゃんを片手に説明を聞いていきます。

ペースは人ぞれぞれ、全部聞く人もあれば、気になるところだけ聞く人もいる。

確かに一人ぐらい抜いても中に入れば何の問題もない感じでした。

 

そして、サーキュラーちゃんの話は長いんだ……

 

円形の回る床です。ソファーが置いてあり、上部にぐるりと映像が流れています。

天井の鏡を撮影してみました。

手振れがひどいですが、ちょうどだれがだれかわからなくて良いです。

この写真には私と友人、一緒に並んだ3人親子が写っています。

娘さんはサーキュラーちゃんを買えたかな?

 

帰りに売店に寄った時に、前に並んでいた奥さんに「何色を買われますか?」と声をかけてもらいました。

千葉から来ていて、同じく関東から来る娘さんと万博会場で待ち合わせているそうです。

おもろい!

何回も万博に来ておられ慣れているので、大丈夫とのことです。

なんだかみんなすごいー

 
すごくいいよーと聞いてウーマンズパビリオンに行きました。
映像が多く見ごたえがありました。
入ってすぐは3人の女性の人生について。
3人の映像を見た後にひとりの人生をたどっていきます。
 
この方はスーダン生まれの詩人・活動家・科学者のエムティハル・マフムードさん
同行者の夫はこの方のブースでした。
 
日本の小説家、吉本ばななさん
映画「キッチン」や「TSUGUMI」が話題になった時に本を買いました。
私が好きだったのは「白河夜船」でした。
とにかく寝る主人公に共感を感じたようなおぼろげな記憶です。
夢中で読んだころから30年以上を経て、あの頃の記憶が薄れていることに驚きです。
そして、いつしか本を読まなくなったこと、読むジャンルが変わったことにも驚きでした。
 
私は吉本ばななさんの人生をたどりました。
有名になったことで、いろいろなハラスメントを受けたこと、生きている意味を息子さんと出会ったことで感じるようになったこと。私にとってキラキラしていた吉本ばななさんの人生が私が決して平たんではなかったことを、生きにくかった思春期の私が知ったらどんな気持ちになったのだろうと感じました。
 
最期はメキシコの気候活動家であるシエ・バスティダさん
 
吉本ばななさんの展示
 
 
 
丸いテーブルの天井から空が見えました。
 
 
黒い楕円形の穴でメッセージを受け取れます。
黒柳徹子さんは「咲くはわが身のつとめなり」と語りかけてくださいました。
私は咲くことができているでしょうか。
 
最後は庭のある屋上に出ました。
私は女性だから生きにくいというような状況は少ない人生であったかもしれません。
それは女性の多い職場に勤めたことが大きかったように思います。
それでも男性優位であったり、私自身がニュートラルではなく偏っていて気が付かないことがあったかもしれないです。
子どものことは男女平等と習ったのに、気が付けば女性の役割と男性の役割が明確になっており、あの教科書に書いてあった、授業で習った男女平等とは何だったのかと感じたことはありました。
あいまいに流してきたことを振り返る、私にとってそんなパビリオンでした。
 
そして、この記録を書きながら懐かしい吉本ばななさんの小説をもう一度読み返してみたいと思いました。
フューチャーライフビレッジで漫画家さんたちの色紙が展示されていました。万博が始まったときにもニュースで見たような気がします。

これはと思うものを撮影しました。
幼い頃はきちんと理解できなかった「ジョジョの奇妙な冒険」
第4部から急に理解できるようになりました。

「テニスの王子様」
テニス部だった弟に見せるために撮りました。
ミステリアスな主人公がアクロバティックなテニスをするという印象です。
弟が買うジャンプを読まなくなった頃に連載が始まったので、あまり知らない⋯⋯

子どものときにアニメを観てました。
犬たちが集団でどこかを目指す物語だったはず。
当時私は犬が怖かったので、こんなことが身近であったらと戦慄していました。

「ときめきトゥナイト」
これも子どもの頃にストーリーを理解せずに雰囲気でアニメを観てました。
中学生になって、りぼんを読み始め、コミックスを読んで理解で好きになりました。私は鈴世と成美ちゃん編から入りました。
懐かしいー

くらもちふさこさんは大人になってから文庫本で「天然コケッコー」を読みました。
思春期の独特の心情とキラキラした日々。
大人には眩しいお話です。

「ポーの一族」
大人になってから文庫本で「11人いる!」に出会いました。
文庫版は世代の違う漫画に出会う機会でした。

私が見た中で一番気合の入った色紙。
電子版電子版「ミステリと言う勿れ」を読みました。
時代の流れですね、電子版。引っ越しのたびに本をどうするのか?が課題になるので、電子版は気軽に読めてありがたいです。